最新SIMフリースマホの価格は? 主要なMVNOで比較(2020年夏編):携帯料金 A to Z

» 2020年08月30日 10時00分 公開
[井上晃,ITmedia]

 2020年夏のSIMロックフリースマートフォンは、「HUAWEI P40 Pro 5G」などの一部例外を除き、多くの端末が税込み2万〜4万円台に収まる。今回は、2020年5月以降に国内で発売された主なSIMロックフリースマートフォンをピックアップし、その販売価格をまとめたので、端末選びの際に参考にしてほしい。※価格は全て税込み。

中国メーカーの端末が存在感を強める

 まず市場傾向をおさらいしておこう。SIMロックフリースマートフォンとして発売された2020年夏モデルの大部分は、中国メーカーの端末が占める。複数販路に端末を展開して存在感を強めるOPPOを筆頭に、制裁の影響で苦心するHuawei、2019年末に日本上陸を果たしたばかりのXiaomi、自社ブランドのスマホを投入するTCLが、主なプレイヤーだ。

 主要な機種としては、複数のMVNOを販路として展開するものに注目したい。販路の広さでは、「OPPO Reno3 A」や、「HUAWEI nova lite 3+」、モトローラ「moto g8/g8 Power」あたりが目立つ。また、「Xiaomi Mi Note 10 Lite」や「Redmi Note 9S」も、「IIJmio」や「LINEモバイル」、NTTレゾナントの運営する「goo Simseller」などが取り扱っており、注目度は高い。

SIMフリースマホ 「OPPO Reno3 A」は販路が広く、MVNOによっては2万円台で購入できる

 一方、販路が限定的な機種も、ユーザーによって有力な選択肢になり得るだろう。例えば、「HUAWEI P40」シリーズの新モデルは、米国からの制裁の影響でGoogle Playストアが利用できないが、IIJmioや楽天市場などでは注意書きとともに取り扱われている。また、「alcatel」や「Blackberry」などのブランドでおなじみのTCLコミュニケーションがTCLブランドで販売する「TCL 10 Lite「TCL 10 Pro」もgoo Simsellerで販売されている。

 Googleが8月20日発売した「Pixel 4a」も見逃せない。大手キャリアのソフトバンク以外では、Googleストアにて販売されている。

 SIMロックフリースマートフォンの投入を本格的に始めたソニーモバイルだが、「Xperia 1」と「Xperia 5」はソニーストアや一部量販店での扱いにとどまり、MVNOからの販売は予定していない。反面、ミッドレンジの「Xperia 8 Lite」はMVNOが扱い、3万円前後という手軽な価格で購入できる。

SIMフリースマホ 「Xperia 8 Lite」がSIMフリー市場でどう評価されるか

SIMロックフリーの夏モデルは2万〜4万円が相場

 以下の表組では、5月以降に発売された主なSIMフリースマートフォンについて、IIJmio、goo Simseller、mineo、LINEモバイル、UQ mobileでの販売価格をまとめた(2020年8月下旬時点)。

SIMフリースマホ 主なSIMロックフリースマートフォン(2020年夏モデル)の税込み価格。キャンペーン等の割引は除外している

 10万円超のHUAWEI P40 Pro 5Gを除けば、大部分の機種は2万〜4万円台に収まる。これらの端末は、24回払いを選択した場合には、月額1000円〜1500円程度の支払いになる。

 複数販路で取り扱われている機種については、販路ごとに価格差が大きい場合もある。例えば、Reno3 Aは3万円台後半のMVNOがあるのに対し、UQ mobileでは2万3760円、LINEモバイルではセール価格の2万4000円で販売している。

 64GBと128GBの2モデルを展開しているRedmi Note 9Sは、IIJmioやLINEモバイルで64GBモデルが2万円台半ばなのに対し、goo Simsellerでは128GBモデルが9月8日までの限定カラー特価ではあるが1万6280円となっている。

 SIMロックフリースマートフォンを購入する際には、大手キャリアが提供するような端末購入補助は利用できないため、負担額は基本的に販売サイトの表示通りだ。また、一括払いだけでなく、24回の分割支払いはたいてい選べる。上述の通り、販路によって価格差が出ることもあるので、少しでも安く入手したい場合には、検討時に複数販路で価格を比較してみるのがいいだろう。

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