2020年の新型iPhoneは「12」「12 Max」「12 Pro」「12 Pro Max」の4つ?次期iPhoneはどうなる?

» 2020年09月10日 10時55分 公開
[井上晃ITmedia]

 例年なら9月に発表と発売を迎える新型iPhone。9月15日にAppleがイベントを開催するが、そこでiPhoneが登場するのかはまだ分からない。一方、新モデルに関するウワサは、すでにSNSやニュースサイトをにぎわせている。今回は、「サイズ」と「名前」に焦点を当てて新型iPhoneの予測をまとめたい。

サイズ:「12 MAX」が加わり4種類に?

 2019年のiPhoneは「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」の3種類だった。画面サイズは、それぞれ6.1型、5.8型、6.5型。iPhone 11のみが液晶ディスプレイを採用しており、その他2機種は有機ELディスプレイを採用した。

iPhone 2019年に発売されたiPhone 11シリーズ

 これらは、それぞれ2018年モデルの「iPhone XR」「iPhone XS」「iPhone XS Max」の後継に相当し、画面サイズなども共通していた。この流れが続くのであれば、2020年のiPhoneもナンバリングを+1した「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」と名付けられるのが順当だと思われる。

 しかし、どうやらここに「iPhone 12 Max」なるモデルが追加される可能性が高いと言われている。画面サイズに関しては、「iPhone 12」が従来のiPhone 11よりも小さい5.4型に、「iPhone 12 Max」がiPhone 11と同じ6.1型になるだろうと予想されている。また、その他2機種についても、iPhone 12 Proが6.1型に、iPhone 12 Pro Maxが6.7型へとサイズアップすると予想されている。

 例えば、「Appleinsider」や「MacRumors」では、「Digitimes」の推測を引用し、まず6.1型の2モデルが、続いて5.4型と6.7型の2モデルが発売されるだろうと報じている。

 また「mysmartprice」では、韓国や中国、デンマークの認証機関が公開した資料をもとに、iPhone 12 Maxを含めた各機バッテリー容量を予想している。

 周辺機器メーカーもこうしたウワサをもとに動いているようだ。例えば、keitaiichbaブランドはAmazon.co.jpにて、iPhone 12シリーズを対象としたスマートフォンケースを出品している。ステータスは在庫切れになっているが、商品名には「12 Max」の文字が並び、4サイズのラインアップを想定しているのが分かる。他にも、iQLaboが既に「2020年iPhone用」と称するケースの販売が予定しており、資料を確認すると「iPhone 12 Max」を加えた4機種のラインアップが想定されている。

iPhone iQLaboの展開する周辺機器では、既に「iPhone 12」シリーズの4モデルが想定されている
iPhone keitaiichibaがAmazon.co,jpni出品している「iPhone 12」シリーズ向けの保護ケース

 これらのウワサを総合すると、新しいiPhoneの名称とサイズは以下の通りになると予想される。

  • iPhone 11(6.1型)の後継モデル:iPhone 12(5.4型)と、iPhone 12 Max(6.1型)
  • iPhone 11 Pro(5.8型)の後継モデル:iPhone 12 Pro(6.1型)
  • iPhone 11 Pro Max(6.5型)の後継モデル:iPhone 12 Pro Max (6.7型)

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