米Appleが7月30日(現地時間)に開催した決算説明会で、2020年のiPhoneは、2019年よりも数週間発売が遅くなることを明かした。業績発表後の質疑応答で、Appleのルカ・マエストリ(Luca Maestri)CFOが「昨年(2019年)のiPhoneは9月下旬にローンチしたが、今年(2020年)のiPhoneは数週間遅れる」とコメント。
2019年の「iPhone 11」シリーズは9月20日に発売したが、そこから数週間後となると、少なくとも9月中の発売はなく、10月発売の可能性が高そうだ。
例年、iPhoneは9月上旬に発表し、9月中旬〜下旬にかけて発売してきた。一方、2017年の「iPhone X」は11月、2018年の「iPhone XR」は10月に発売するなど、モデルによって発売がずれるケースもあった。2020年のiPhoneは5Gに対応するとみられており、複数台登場するとしたら、全モデルが一斉に発売されるのかは定かではないが、10月以降、キャリアの5G施策が過熱しそうだ。
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