Hameeが小学生向け“プレスマホ”を発表 月額1000円で1GB、Google Playにも対応1000人の無料モニター募集も

» 2020年09月30日 21時00分 公開
[井上晃ITmedia]

 Hamee(ハミィ)は9月30日、キッズ向けのスマートフォン「HAMIC POCKET(ハミックポケット)」を発表した。2021年の提供を予定しており、発売前に1000人の無料モニターを募集するキャンペーンも実施する。応募は、同日17時よりInstagramで開始され、後日Twitterでも実施される予定だ。

Hamee Hameeのキッズ向けのスマホ「HAMIC POCKET」

 HAMIC POCKETは、3.0型のディスプレイを備えるAndroid搭載のスマートフォンだ。耐衝撃性のある専用のTPUケースを装着した状態での使用が前提であり、ケースを含めてのサイズが55.3(幅)×105(高さ)×18.4(奥行き)cm、重量は118.5g。小学生の小さな手にもなじむサイズ感に整えられている他、指紋センサーも備えており、生体認証でのロック解除などに対応。IP64の防水・防塵(じん)性能も備える。

 端末価格は1万5000円(税別、以下同)。通信サービスはIIJが提供し、月額1000円で月1GBまでのデータ通信プランで運用でき、使わずに余った通信量は1カ月分のみ翌月に繰り越せる。保護者がどの通信キャリアを契約していても利用可能だ。また、契約期間に縛りはない。通信プランの契約は、端末が届いたタイミングで自宅から行える。

Hamee 端末価格と月額基本料

 Hameeは、スマホケースとして人気の「iFace」シリーズを展開するメーカーだ。ケースの質感やデザインは、従来のキッズケータイとは異なり、大人用のスマートフォンに近いものとなっている。なお、左上部の角には、ストラップホールを備えており、周辺機器としては、ランドセルに装着するための専用ポーチ、カバンに付けるためのカラビナ、首からさげるためのネックストラップが用意される。

Hamee カラーバリエーションは、ホワイト、ピンク、ブルーの3種類
Hamee 主なスペック

 防犯ブザーを備えており、ひもを引っ張ることで警報音が鳴るとともに、保護者の端末に位置情報が送信されることも特徴だ。同社によれば、Android搭載のスマートフォンとしてひもで引く防犯ブザーを備える端末は日本で初めてとのこと。

 OSには「Goエディション」のAndroidを採用する。保護者の確認を通せば、Google Playストアからのアプリインストールも可能。デフォルトのホーム画面には、「カメラ」アプリ、撮影した写真を確認できる「アルバム」アプリ、通話やメッセージでの連絡が可能な「はみっく」アプリなどがそろう。はみっくアプリは電話番号を利用しないため、知らない連絡先からの着信などによるトラブルを避けられる。また、連絡内容を親がチェックできるという安心仕様である。

Hamee 「はみっく(HAMIC)」アプリについて

 端末の初期設定の際には、「Googleファミリーリンク」の設定手順が必要。これにより、アプリインストールの管理や利用時間制限、利用状況の見守り、フィルタリング、位置情報の確認などが行えるようになる。

 同機の販売開始予定は2021年だが、事前に1000人のモニターに無料で試用してもらう「はじめまして! HamicPOCKET無料モニター1000人キャンペーン」を実施する。同キャンペーンへの募集は、まず9月30日の17時からInstagramの公式アカウントで始め、その後Twitterでも実施する予定。応募締め切りは2020年の10月30日だ。同キャンペーンでは、端末代金と1年間の月額基本料が無料となる。対象となるのは、6歳以上の子どもを持つ家庭。

Hamee キャンペーンの応募は、Instagramアカウントの「@hamic_bear」およびTwitterの「@_Hamic」にて実施

親も子どもも満足できるスマートフォンに

 Hameeは、2年前からクマの人形の外見をした見守りデバイス「HAMIC BEAR(ハミックベアー)」を提供してきた。今回発表されたスマートフォン「HAMIC POCKET」もこのハミックのブランド名を冠する製品だ。

 9月30日の発表会では、Hameeの樋口敦士社長が登壇。同氏は、自身の子どもが小学生になった経験を含め、同製品に込めた狙いについて次のように語った。

Hamee 開発の背景について解説するHameeの樋口敦士社長

 「昨今は、小学生にもスマホを持たせようとする保護者が増えてきている一方で、ゲームや動画中毒、SNSを介した不適切な出会い、SNSグループでのいじめなど、保護者には不安要素も多い。GPS防犯ブザーが備わったキッズケータイは存在するが、これでは物足りない。あるいは煩雑な契約手続きが足かせになっていた側面がある。(中略)必要な利用制限をしつつも、子どもにできるだけ自由にスマートフォンを使わせて、リテラシーを身につけさせる選択肢も必要だと思った」

 このように、HAMIC POCKETは保護者に安心を提供しつつ、子どもがスマートフォンをのびのびと使えることを目的としている。発表会のスライドには、「親が安心、子供が楽しい、#プレスマホ」というスローガンが投影されていた。

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