米Googleは11月19日(現地時間)、米AppleのiOS向けに「Gmail」「Googleドライブ」「Google Fit」のウィジェットを提供すると発表した。向こう数日でロールアウトしていく。
AppleはiOS 14からホーム画面に自由に配置できる新しいウィジェットを提供している。Googleは既に「Googleフォト」「YouTube Music」「Google」のiOSウィジェットをリリース済み。
Gmailのウィジェットはメール内検索、新規メール作成、未読メール数確認の3つのボタンで構成されている(筆者の環境にはまだロールアウトしておらず、「ウィジェットを編集」できるのかどうかは不明)。
Googleドライブのウィジェットは、ドライブ内検索、最近追加したファイルが表示される。例えばドライブ内のスプレッドシートのボタンであれば、それをタップすることでそのスプレッドシートを直接開ける。
Google Fitのウィジェットは、ハートポイントや歩数などのアクティビティをチェックできる。
Googleはまた、「Googleカレンダー」と「Chrome」のウィジェットも準備中という。カレンダーは直近の予定が色別で表示される。Chromeのウィジェットは、検索、シークレットモード、音声検索、QRコードリーダーで構成されている。
GoogleのAndroid版ウィジェットであれば、例えばGmailのウィジェットは、指定したフォルダ内のメールをスクロール表示できるが、iOS版にはそうした機能はない。Appleの開発者ガイドラインによると、iOSのウィジェットはスクロールやスイッチなどのインタラクティブな機能はサポートしていない。
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