iOS 14では、新たにホーム画面にウィジェットを配置できる。どんな種類のウィジェットを使えるのかをおさらいした上で、実際に使ってみたインプレッションをお届けしたい。
iOS 14のホーム画面にウィジェットを設置する方法は、主に2通りある。1つ目は、必要なウィジェットを検索して配置する方法だ。ホーム画面の何もないところを長押しするか、アプリアイコンを長押しして「ホーム画面を編集」を選び、アプリが揺れ出してドラッグアンドドロップなどができる編集モードになったら、画面左上にある「+」をタップ。ウィジェットの検索画面が表示されるので、ここから配置したいウィジェットを選ぶ。
2つ目は、ホーム画面のさらに左にある「今日の表示」画面にあるウィジェットを、ドラッグ&ドロップで配置する方法だ。「今日の表示」画面自体にウィジェットを追加したい場合には、同画面下部にある「編集」をタップしてから、画面左上の「+」をタップしてウィジェットの検索画面を起動すればよい。
ウィジェットには、アプリアイコンで4個分(横2×縦2)、8個分(横2×縦4)、16個分(横4×縦3)の3サイズがあり、検索画面でウィジェットを選択する際に適当なものを選べる。大きいほど詳細な項目が表示されるが、画面を広く使ってしまう。用途に応じて使い分ける必要がありそうだ。
例えば、筆者は周辺機器を利用する頻度が高いので、バッテリー残量の確認をスムーズに行えるとありがたい。ウィジェット機能を使えば、本体と周辺機器のバッテリー残量をホーム画面で確認することが可能になる。この場合、16個分のサイズにしないと周辺機器の名称は表示されないが、8個分や4個分のサイズでもSmartBatteryCaseや、Apple Watchのバッテリー残量だと、アイコンで分かるため問題ないと思う。
さて、ウィジェットを設置した際に、ページのアプリアイコンがあふれるとどうなるのか。複数のページに配置したアプリアイコンが一気にずれたら困るわけだが、そうはならない。新規ページが間に生成され、ウィジェットの分だけあふれたアプリアイコンはそこに移動する。そのため、もともと次のページに配置されていたアイコンやウィジェットの配置は崩れない。
配置したウィジェットを削除するには、ウィジェット部分を長押しし、表示されるメニューから「ウィジェットを削除」をタップすればよい。なお、ウィジェットは一時にアプリアイコンの配置がページをまたいで移動した場合には、ウィジェットを削除した場合に、アイコンの並びももとに戻る。
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