iOS 14の「Appライブラリ」を試す アプリ整理の精度、アプリを非表示にする方法は?(1/2 ページ)

» 2020年09月21日 09時00分 公開
[井上晃ITmedia]

 「iOS 14」では新たに「Appライブラリ」画面が追加され、アプリの管理方法が従来と変わった。本稿では、同機能の使い方をおさらいしつつ、使用したインプレッションをお届けしたい。

Appライブラリ

カテゴリー整理の精度はどれほど?

 iOS 14では、ホーム画面の一番右端にあるページで、さらに左スワイプをすると、「Appライブラリ」画面が表示されるようになった。Appライブラリ画面には、インストールしたアプリが整理して表示される。アプリはカテゴリーごとに自動で振り分けられるが、手動で入れ替えることは今のところできない。

 筆者の手持ちの「iPhone 11 Pro」をiOS 14にアップデートしたところ、Appライブラリには「提案」「最近追加した項目」「SNS」「ユーティリティ」「仕事効率化とファイナンス」「クリエイティビティ」「情報と読書」「ゲーム」「エンターテイメント」「旅行」「その他」「ショッピングと食べ物」「健康とフィットネス」「教育」「Arcade」――という15カテゴリーが表示された。

Appライブラリ Appライブラリ画面(写真=左)と、4分の1アイコンをタップした後に表示される詳細画面(写真=右)

 カテゴリーに表示されるアイコンは、通常サイズのものと4分の1サイズの2種類がある。通常サイズのものをタップすればそのアプリが起動し、4分の1サイズのものをタップすればそのカテゴリーに存在するアプリを全て確認できる。

 ただし、カテゴリーからアプリを探すのは慣れが必要だろう。例えば、「仕事効率化とファイナンス」には「メール」や「メモ」に加え、銀行アプリ、決済アプリなどが振り分けられ、「Adobe Aero」のようなクリエイティブ系アプリも紛れていた。「クリエイティビティ」のカテゴリーを開いてもAdobe Aeroは発見できないわけで、こうした微調整は手動で行えるようになってほしいところだ。あるいは申請や報告が簡単にできるなどの仕組みでもいいだろう。

 実際にアプリを探す際には、Appライブラリ画面の上部にある検索欄を活用するのがよさそうだった。ここをタップすると50音順にアプリが表示される。さらにキーワードを入力することで、該当するアプリが表示される仕組みだ。例えば、「写真」と入力した場合には、「写真」アプリだけでなく、写真撮影や編集に関するアプリが候補として表示された。アプリ名を覚えている場合には直接それを入力しても問題ない。試しに「drop」と小文字で入力したら「Dropbox」アプリが候補に表示された。

Appライブラリ Appライブラリ画面で上部の検索欄をタップすると、50音順にアプリ一覧が表示される(写真=左)。「写真」とキーワードを入力すると、関連アプリが候補として表示された(写真=右)

使用頻度の低いアプリを非表示にできる

 Appライブラリの活用方法を理解するには、ホーム画面に関するアプリ管理の仕組みが変わったことを理解する必要がある。

 最初に、アプリアイコンの消し方が2通りあることを知っておきたい。1つ目は、アプリアイコンを長押しして表示される「Appを削除」をタップする方法だ。これを行うとアプリは端末上からアンインストールされる。

 2つ目は、画面上のアプリアイコンがない部分を長押しし、編集モードに切り替わったら、アプリアイコンの左肩に表示される「ー」をタップして削除する方法だ。こちらでは、「Appを削除」と「Appライブラリへ移動」の2つを選択できる。前者を選べば、アプリがアンインストールされるが、後者を選べばホーム画面上でアプリアイコンが非表示になるだけで、Appライブラリからアプリを探して起動できる状態は継続される。

Appライブラリ アプリアイコンを長押しして表示される「Appを削除」(写真=左)。編集モードでアプリアイコン左肩の「−」から表示される「Appを削除」と「Appライブラリへ移動」(写真=右)

 要するに、Appライブラリという画面が生まれたことで、使用頻度の低いアプリはホーム画面では非表示にしておけるわけだ。うまく使えば、ホーム画面をスッキリした状態に保てるだろう。

 非表示操作は、アプリアイコンだけでなく、ページ単位でも行えることを覚えておきたい。編集モードを有効にした状態で、ホーム画面下部の点の並びをタップすると、「ページを編集」という画面が表示されるので、非表示にしたいページのチェックを外す。最後に右上の「完了」をタップすれば、チェックを外したページが丸々非表示になる。この手順で非表示にしたアプリも、Appライブラリから探して起動することが可能だ。

Appライブラリ 編集モードで「・・・・・」をタップする(写真=左)。「ページを編集」画面で非表示にしたいページのチェックを外す(写真=右)

 これらの機能を活用することで、より快適に使えるようホーム画面を整えられる。iOS 14では、ホーム画面のスペースを活用するウィジェットの配置にも対応しているため、Appライブラリ関連の操作は、必ずマスターしておきたい。

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