スマホ利用者の月額料金は平均5334円、月間データ通信量は平均7.56GB MM総研が調査

» 2021年02月10日 13時45分 公開

 MM総研は、2月9日に「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2020年12月時点)」の調査結果を発表した。

 本調査はNTTドコモ、au、ソフトバンク(以下、MNO3社)、Y!mobileとUQ mobile(以下、サブブランド)、楽天モバイルとMVNO各社それぞれの音声通話サービス利用者にアンケートを実施し、月額利用料金と音声通話・データ通信サービスの利用実態をまとめたものとなる。なお本調査では、楽天モバイルとMVNOについては「MVNO」で分類している。

 携帯電話の月額利用料金(通話料+データ通信料+オプション料)について、端末代金の分割支払い分を含まない実際の支払総額は、スマートフォン利用者全体では5334円、MNO3社のスマートフォン利用者は6378円、MNO3社のフィーチャーフォン利用者は2483円、サブブランド利用者は3765円、MVNO利用者は2103円となった。

MM総研 携帯電話の平均月額利用料金

 端末の購入金額はスマートフォン利用者全体で6万833円、MNO3社のスマートフォン利用者は6万8442円、MNO3社のフィーチャーフォン利用者は2万552円、サブブランド利用者は4万5790円、MVNO利用者は3万9523円となる。

MM総研 端末購入代金

 スマートフォン利用者のデータ通信量は「わからない」と回答したユーザーを除くと、平均データ通信量は7.56GB、中央値は3.00GB。有効回答のみを対象とした場合、月間通信量は「1GB」が31.4%、「2GB」が15%、「3GB」が13.7%で、60.1%のユーザーが3GB以下の通信量となり、7GBまでの累計が約79.1%となった。

MM総研 スマートフォンの月間モバイルデータ通信量(GB)

 月間モバイルデータ通信量の推移について分析したところ、2017年2月では平均4.22GB、2018年4月では平均5.7GB、2019年2月では平均6.05GB、2020年2月では平均6.94GB、2020年12月では平均7.56GBで、平均データ通信量は2017年2月から約3年10カ月で約3.34GB増加している。

 続いてスマートフォン利用者のWi-Fi利用時間と、Androidユーザーの直近4週間のWi-Fiデータ通信量の質問結果からスマートフォン利用の月間平均Wi-Fiデータ通信量を分析した。Androidユーザーは15.5GB、iPhoneユーザーは19.8GB、全体は17.4GBとなり、データ通信量の構成比はモバイルデータ通信量が30.2%に対しWi-Fi通信量は69.8%となる。データ通信量を大きく消費する動画視聴やアプリ更新の際にWi-Fiを活用していると考えられる。

MM総研 スマートフォンの月間Wi-Fiデータ通信量(GB)

 スマートフォン利用者へ、携帯電話番号とIP電話・アプリ電話の音声通話時間について聞いた。1週間の平均通話時間は携帯電話番号からの場合、MNO3社は25.4分、サブブランドは18.8分、MVNOは10.4分。IP電話・アプリ電話からの場合、MNO3社は14.7分、サブブランドは20.5分、MVNOは13.7分となる。携帯電話番号とIP電話・アプリ電話からの通話時間を合算するとMNO3社は40.1分、サブブランドは39.3分、MVNOは24.1分となった。

 通話時間の推移(2018年4月〜2020年2月)について分析したところ、携帯電話番号とIP電話・アプリ電話からの通話時間を合算すると2019年4月以降、MNO3社では通話時間の減少傾向が見られ、サブブランドとMVNOでは増加傾向が見られた。

MM総研 スマートフォンの通話時間(分/週)

 スマートフォンの1週間の利用時間は886分で、通信事業者別ではMNO3社は887分、サブブランドは1014分、MVNOは803分。スマートフォンの利用時間の推移(2018年4月〜2020年2月)についても分析したところ、1週間あたりの利用時間は2018年4月では824分、2020年12月では886分と2018年と比べ約1時間増加した。通信事業者別では、サブブランドは前回調査(2020年2月)に比べ約4時間増加し、MVNOも3年連続で増加傾向が見られた。

 用途別で見ると、スマートフォン利用者全体では「インターネット検索・情報収集」が201.5分(22.9%)が最も多く、次いで「SNS」が126.9分(14.4%)、「動画視聴」が106.9分(12.2%)で、「メール・メッセージの送受信」「ゲーム」「オンラインショッピング」「音楽視聴」を含めた上位7項目で80.1%を占める。通信事業者形態別でも上位6項目は同様で、利用時間1位は「インターネット検索・情報収集」。前回5位の動画視聴が今回は3位となったのは、新型コロナ対策による在宅時間の増加に伴う巣ごもり需要と分析している。

MM総研 スマートフォンの利用時間(分/週)

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