利用できないサービスは? 「ahamo」で注意すべきこと(2021年3月最新版)(1/2 ページ)

» 2021年03月02日 11時26分 公開
[田中聡ITmedia]

 NTTドコモが3月26日に提供開始する、オンライン専用の新料金プラン「ahamo」の詳細が判明した。月額料金は当初の2980円(税別、以下同)から2700円に改定され、対応機種やahamoで購入できる機種も発表された。ahamoはドコモの“料金プラン”という位置付けだが、利用できないサービスも多い。3月時点で判明している特徴や注意点をまとめた。

料金は5分通話定額込みで月額2700円

 ahamoは、20GBのデータ通信と5分通話定額を含めて月額2700円。当初は月額2980円としていたが、280円値下げした。

ahamo 通話定額5分込みは変えずに、月額料金を2980円から2700円に変更したahamo

 競合サービスとなるauの「povo」とソフトバンクの「LINEMO」は、5分通話定額を500円のオプションとして分けることで、月額2480円を打ち出した。このままだと通話定額を外せないahamoだけが高額になってしまうが、ドコモのユーザーのうち、20代の9割が何らかの形で音声通話を利用していることから、通話定額は必須と判断。料金は、5分通話定額込みならpovoとLINEもより280円安くすることで、お得感を訴求していく。

ahamo ドコモのスマートフォンを利用売る20代のうち、約9割が音声通話を利用しているという

 税込みでも2970円で3000円を切ることも重要で、「分かりやすくてシンプルな料金をご提案する」と、営業本部長の鳥塚滋人氏は自信を見せた。

 なお、ahamoは「ワンプラン」というコンセプトは変えておらず、5分通話を外して契約することはできない。

対応機種は幅広いが、ドコモ機種の利用には障壁も

 ahamoで利用できるスマートフォンも案内。iPhoneはiPhone 6以降の21機種、AndroidはGalaxy、Xperia、AQUOS、arrowsなど72機種が対応している。現時点で案内しているのはドコモが扱っている機種のみだが、SIMロックフリー端末や他キャリアの端末については、「動作確認をしており、動作確認が取れたものはサイトに掲載していく」(ドコモ)とのこと。

ahamo iPhoneの対応機種
ahamo Androidの対応機種

 ahamoオススメ機種として、「iPhone 11」「Galaxy A20 5G」「Xperia 1 II 5G」も用意しており、ahamoのWebサイトから購入できる。これら3機種以外のスマートフォンをドコモから購入することもできるが、その場合、ギガプラン(ギガライトやギガホ)に一度契約した上で購入し、スマホを受け取ってからahamoにプラン変更する必要がある。ahamoはドコモの料金プランなのだから、ドコモが扱っている端末もそのまま購入したいところだが、ギガプランを経由する流れは障壁になりそうだ。

ahamo 新規でahamoを契約する際の端末購入の流れ
ahamo ドコモのユーザーがahamoに変更する際の端末購入の流れ

 ちなみに、ドコモのギガプランを契約せずに端末単体を購入することもできるが、新規契約での割引特典が付かないため、ドコモとしてはギガプランを契約した上で購入することを推奨していく。

 ahamo契約後の機種変更については、ahamoオススメスマホとドコモスマートフォンのいずれも、オンラインで2021年6月から可能になる予定だ。

ahamo 6月からはahamo契約後の機種変更も可能になる予定

eSIMは採用する方向で検討

 ahamoはオンライン専用プランということで、eSIMとの相性がよさそうだが、eSIMについては「セキュリティの面で議論を進めているが、採用する方向で検討していきたい」(鳥塚氏)とのこと。ahamoの開始日には間に合わなそうだが、早期の対応に期待したい。オンラインで本人確認を行うeKYCはahamoの本人確認で一部導入しており、さらに拡大していきたいとのこと。

キャリアメールや留守番電話サービスは利用できず

 ahamoではギガプランと異なり、利用できないドコモのサービスが多い。

 ahamoで利用できないサービスを契約している場合、プラン変更と同時に解約となるので注意したい。ahamoは専用サイトから申し込むが、その際にユーザーに契約内容をシステム側でチェックし、事前に契約内容の変更や廃止が必要な場合、その手続きを案内する。

ahamo ahamoに契約できるサービスサイトが3月1日にオープン
ahamo 事前に手続きが必要なサービスが残っている場合、ahamo申し込み時にWebサイトで案内される

 ahamoで利用できない主なサービスは以下の通り。

  • spモードコンテンツ決済サービス
  • ドコモメール
  • ドコモ電話帳
  • データ保管BOX/dフォト(写真お預かり機能)/クラウド容量オプション
  • いちおしパック
  • 留守番電話サービス
  • メロディコール
  • イマドコサーチ
  • ワンナンバーサービス

 spモードコンテンツ決済サービスは、いわゆるキャリア決済。dメニュー掲載コンテンツ、Google Play、App Store、Apple Music、iBooks、iTunes、iCloudで購入したコンテンツ代金を、ドコモの毎月の携帯料金と一緒に支払える。ahamoではこのキャリア決済が利用できず、コンテンツによってはデータが消去する場合もあるため、引き続き利用する際はデータ移行が必要になる場合があるので注意したい。

 キャリアメール(ドコモメール)については、総務省の検討会でキャリアメールの持ち運びについての議論が進められており、「利用者のニーズが明らかにあるということなら提供する方向で考える。総務省の議論を含めて考えたい」(料金制度室長 田畑智也氏)とのこと。

 ワンナンバーサービスは、1つの電話番号をスマートフォンとアクセサリーで共有できるもので、Apple WatchのGPS+Cellularモデルで利用できる。しかしahamoはワンナンバーサービスには対応していないため、Apple Watch単体でモバイル通信することはできなくなる。

 ケータイ補償サービスは利用できるが、ドコモショップへの持ち込み対応はしておらず、Webから申し込む形となる。

 ahamoで利用できないサービスについては、ドコモのWebサイトでも掲載されているので、自分が利用しているサービスで該当するものがあるか、確認しておきたい。

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