ノーマルフォト編の最後は季節柄、菜の花と桜を。花見をしながら宴会は禁止ということで、テーブルやベンチ、例年ビニールシートが敷かれて花見が行われるエリアは閉鎖されており、人々は通路から桜を眺めていたという2021年ならではの光景だ。
この桜はタカトオコヒガンザクラというソメイヨシノより色が鮮やかで少し早く満開になる樹種。
200万画素の小さなマクロカメラは、カメラメニューから「マクロ」を選んで使う。
マクロカメラはピントが固定なので(約4cmの距離)、ほどよい距離で撮る必要がある。
最後は夜景。夜景モードを使うと撮影に時間はかかるが、HDRが強く効いて白トビが少ない夜景になる。
同じシーンで夜景モードと通常の写真モードで撮り比べると差が分かりやすい。左が夜景モードだ。ハイライト部の白トビがぐっと抑えられているのが分かる。
なお、動画はRedmi Note 9Tが4Kに対応しているのに対し、Redmi 9TはフルHDまでと、そこでもちょっと差はある。
さて結論。メインカメラの性能だけを見れば、Redmi Note 9Tの方が上だ。少なくともわたしがいろんなシーンで撮ってみた中では、Redmi Note 9Tの方がいくらか色も良いしディテールもちゃんとしていた。
でもカメラとしての画質はそこまで追求しないしそれより利便性が大事、というのならRedmi 9Tだ。超広角カメラを持っているのは強い。この価格で、デュアルカメラ(クアッドカメラだけど、実際に使うのは超広角と広角の2つだろう)機として実用的な画質で十分働いてくれるのはありがたい限りである。
ちょっと前まで、廉価なスマホはスペックはそれなりでも、いざ撮ってみると画質は難点だらけ……というカメラが多かったのだけど、最近の底上げっぷりは目を見張りますな。
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