世界のスマートウォッチ市場調査、Appleの出荷台数は50%増でシェア33.5%調査レポート

» 2021年05月28日 11時05分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 香港に拠点を置く調査会社Counterpoint Reserachは5月26日(現地時間)、2021年第1四半期(1〜3月)の世界のスマートウォッチ市場調査結果を報告した。総出荷台数は前年同期比35%増。シェアトップの米Appleの出荷台数は50%増と好調で、シェアは3.2ポイント増の33.5%(全体の3分の1以上)になった。

 2位は中国Huawei、3位は韓国Samsung Electronicsと順位は変わらず。それぞれAppleにシェアを奪われた形で、Huaweiは1.7ポイント減、Samsungは0.5ポイント減だった。

 counterpoint 1 2020年第1四半期(左)と2021年第1四半期のスマートウォッチ出荷台数シェア(資料:Counterpoint Research)

 Samsungはシェアは減ったが、「Galaxy Watch3」と「Galaxy Watch Active」シリーズが好調で、出荷台数は27%増加している。

 Appleの「WatchOS」は市場の3分の1以上を獲得したことになる。一方、米Googleの「Wear OS by Google」の同四半期のシェアはわずか3.9%だ。ただし、「Google I/O 2021」で発表されたWear OS by GoogleとSamsungのOS「Tizen」の統合を考慮すると、この状況は大きく変わる可能性がある。

 Counterpoint Reserachのシニアアナリスト、スジョン・リム氏は「Googleの新Wearプラットフォームは、Samsungの次世代Galaxy Watchシリーズに搭載される予定だ。(中略)Samsungはまた、より幅広いAndroidスマートフォンユーザーをより的確にターゲットにできる」と分析する。リサーチ担当副社長のニール・シャー氏は「Tizen、Wear OS、Fitbit OSのすべての長所を統合したWear端末のポートフォリオを構築できる。これにより、GoogleのWearプラットフォームはさらに強化され、より多くの開発者がこのプラットフォーム向けの新たなサービスを構築できるようになる」と語った。

 同社はスマートウォッチのOS別シェア推移グラフで、同四半期のWear OS、Tizen、Fitbitのシェアを合わせると15.7%になると示した。

 counterpoint 2 OS別出荷シェア推移(資料:Counterpoint Research)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月09日 更新
  1. 「Suicaのペンギン」卒業騒動にまつわる背景と誤解 JR東日本に聞いた (2025年11月14日)
  2. 折りたたみiPhoneは30万〜40万円超に? ダミー画像から見えたスペックと品薄の懸念 (2026年09月07日)
  3. ドコモの純正スマートウォッチがAmazonで14%オフの約6000円に 心拍や睡眠の測定も可能 (2026年09月08日)
  4. なぜLINEは“ちょっとした気遣い”で重宝された「ミュートメッセージ」を有料化したのか? (2026年09月08日)
  5. 3COINSで1320円の「コイル充電ケーブルAtoC」を試す 伸縮式よりも“ラフ”に扱えて便利 ただしキーボードにはアンマッチ? (2026年09月08日)
  6. “折りたたみiPhone”だけじゃない もうすぐ開催のAppleイベントで登場する新製品のうわさを総まとめ (2026年09月08日)
  7. 車内を大画面エンタメ空間にする「VANBAR ディスプレイオーディオ」がセールで20%オフの2万8777円に (2026年09月08日)
  8. 「Pixel 6a」で製品起因が疑われる発火事故が発生 消費者庁が「消費生活用製品の重大製品事故」として公表 (2026年09月07日)
  9. パスポート型折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold8」と「HUAWEI Pura X Max」の実機比較で見えてきた違い (2026年09月07日)
  10. 1日1ページ、予定/ToDoや手書きメモがまとまるiPhone/iPad向け手帳アプリ「FirstSeed手帳」登場 (2026年09月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー