世界のスマートウォッチ出荷台数、2020年は前年比1.5%増 トップはやはりApple──Counterpoint Research調べ調査レポート

» 2021年03月08日 10時32分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 香港に拠点を置く調査会社Counterpoint Reserachは3月5日(現地時間)、2020年通年の世界のスマートウォッチ市場調査結果を報告した。コロナ禍下でも、総出荷台数は2019年より1.5%増加した。メーカー別トップの米Appleがシェアを6ポイント伸ばし、40%になった。9月発売の「Apple Watch Series 6」と「Apple Watch SE」が好調だった。

 counterpoint 2019年第4四半期(左)と2020年第4四半期のスマートウォッチ売上高シェア(資料:Counterpoint Research)

 Apple Watch Series 6とSEを合わせた第4四半期の出荷台数は1290万台だった。Apple以外でシェアを伸ばしたのは8月に「Galaxy Watch3」を発売した韓国Samsung Electronicsの1ポイントのみだ。

 2020年通年のメーカー別ランキングは、Apple、中国Huawei、Samsung、中国BBK、米Fitbitという順位。BBKは、Vivo、OPPO、OnePlusなどを傘下に持つ電子機器企業で、「imoo」シリーズのスマートウォッチを販売している。

 2位のHuaweiは、米国の制裁にもかかわらず、出荷台数が前年比で26%増加した。Huaweiから独立したHONORも好調で、出荷台数は2019年の2倍になった。

 counterpoint 2 メーカー別スマートウォッチ出荷台数ランキング(資料:Counterpoint Research)

 Counterpointは、Apple、Samsung、Garminなどのメーカーがハイエンド製品を強化したため、ASP(平均販売価格)が上昇していると指摘した。同社のシニアアナリスト、スジョン・リム氏は発表文で「Appleなどのリードにより、ASPは今後2〜3年にわたって上昇し続けると思う。一方、AppleのSEの成功は手頃な価格のスマートウォッチの可能性も示した。3〜4年のスパンでは、OPPOのような低価格端末を提供するメーカーがかなりのシェアを獲得し、ASPを下げる可能性もある」と語った。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月30日 更新
  1. スマホの「SIM組み合わせ」を3カ月で3回も変えた話 楽天モバイル→日本通信→Y!mobileからの移行先を思案中 (2026年06月29日)
  2. 松屋の券売機が「思いのほか使いやすかった」 それでもネットで不評なのはなぜ? (2026年06月29日)
  3. ティム・クックCEOが「もはや限界」と値上げに言及――すでにAndroidでは値上げラッシュが始まる (2026年06月28日)
  4. 「モラルが欠如している」──LINE安否確認で“悪ふざけ”、SNSで批判の的に (2026年06月26日)
  5. 「EV=長距離は不安」は本当か テスラ・モデルYで東京〜大阪を走破して分かったリアル (2026年06月29日)
  6. ワイヤレス全盛期に「有線イヤフォン」が再注目される理由 (2026年06月30日)
  7. ダイソーで770円の「備えラジオ」は“備える”以上に”ノスタルジック”だった件 目的に徹したシンプルさが懐かしさを呼ぶ (2026年06月27日)
  8. ヨドバシ池袋出店で幕を開ける「新・家電三国志」 ヤマダ、ビックはどう迎え撃つのか (2026年06月30日)
  9. スマホ決済で「請求書払い」はどれがお得? d払い、au PAY、PayPay、楽天ペイを比較してみた (2026年06月30日)
  10. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー