楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」は絶対的にお得なのか? 容量別に検証してみたスマホ料金プランの選び方

» 2021年11月04日 15時18分 公開
[綿谷禎子ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 データ容量やテーマ別にお得なスマホプランを紹介する「スマホ料金プランの選び方」。この連載で何度も最安値となってきた楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」プランは、いったいどれほどお得なのか、1GB以下、3GB以下、20GB以下、無制限の4つの容量別に検証してみた。なおこの検証にはキャンペーンなどは考慮しない。料金は全て税込み。

楽天モバイル 1GB以下〜無制限の段階制プランとなっている「Rakuten UN-LIMIT VI」

 まずはRakuten UN-LIMIT VIのプランについておさらいしておこう。このプランは利用したデータ容量に合わせて料金が変わる段階制。1GB超〜3GB以下が月額1078円、3GB超〜20GB以下が月額2178円、データ無制限が月額3278円となっている。

 最大の魅力は、1GB以下なら無料という価格設定(2〜5回線目は1078円)。「Rakuten Link」アプリを利用すると、国内通話がかけ放題になるのも見逃せない。

 ネックはデータ無制限で利用できるのは楽天回線エリアのみで、それ以外のパートナーエリアは5GBまでは使えるものの、それ以降は最大1Mbpsの利用になってしまうこと。ただ楽天回線エリアは拡大中で、現在は人口カバー率94%(2021年10月14日時点)、2022年春には96%に拡大予定とのこと。利用するエリアにもよるが、影響は少なくなっているように思う。

1GB以下のプランを比較

 1GB以下のプランで楽天モバイルの次に最安のプランは、OCN モバイル ONEが月額550円で提供している「500MB/月コース」だ。HISモバイルの「格安ステップ」では月額590円の1GBプランを提供しており、1GBあたりで考えれば格安ステップの方が安い。どちらも通話料金は30秒11円。専用アプリ不要で通話できるのは便利だが、楽天モバイルの1GB以下が無料、国内通話かけ放題には及ばない。

【更新:2021年10月27日20時20分 OCN モバイル ONEの「500MB/月コース」について追記いたしました。】

1GB超〜3GB以下のプランを比較

 1GB超〜3GB以下のプランでは、HISモバイルの格安ステップが最安。月額790円という料金は楽天モバイルの月額1078円よりも288円安い。30秒11円の通話料金を考えたとしても、13分までの通話ならHISモバイルの方が安く利用できる。

3GB超〜20GB以下のプランを比較

 3GB超〜20GB以下については、20GBまで利用できるプランで比較した。通話料金が含まれるプランではHISモバイルの「格安弐拾プラン」と、日本通信の「合理的20GBプラン」が月額2178円で最安。この料金は楽天モバイルと同額になる。いずれのプランにも70分の通話料金が含まれているので、よほど長く通話をする人でない限り、楽天モバイルと同額といえる。

データ無制限のプランを比較

 データ無制限のプランを提供しているのは、楽天モバイル以外は大手3キャリアのみ。この中ではauの「使い放題MAX 5G」と、ソフトバンクの「メリハリ無制限」が月額7238円で最安。各種割引が適用すると月額4928円になるものの、楽天モバイルの月額3278円から考えると高い。しかもauとソフトバンクのプランでは通話料金は別途必要になる。

 これらの検証から、1GB超〜3GB以下を除いて、楽天モバイルの方が安いもしくは同等になることが分かった。ただ圧倒的にコストパフォーマンスが高いのが、データ容量無制限の料金設定。主な利用が楽天回線エリア内であれば、検討する価値は大いにあるだろう。

楽天モバイル 楽天モバイルと競合プランの比較

まとめ

  • 楽天モバイルは1GB以下なら無料で利用できる
  • 1GB超〜3GB以下はHISモバイルが最安
  • データ容量無制限においては圧倒的なコストパフォーマンス
  • 国内通話が無料になるので、よく通話をする人ならさらにお得

※この記事は2021年11月1日時点の情報です。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月09日 更新
  1. 「Suicaのペンギン」卒業騒動にまつわる背景と誤解 JR東日本に聞いた (2025年11月14日)
  2. “折りたたみiPhone”だけじゃない もうすぐ開催のAppleイベントで登場する新製品のうわさを総まとめ (2026年09月08日)
  3. 折りたたみiPhoneは30万〜40万円超に? ダミー画像から見えたスペックと品薄の懸念 (2026年09月07日)
  4. ドコモの純正スマートウォッチがAmazonで14%オフの約6000円に 心拍や睡眠の測定も可能 (2026年09月08日)
  5. 「おサイフケータイ」のリセット方法を改めてチェックする(新しめの機種限定) (2026年09月07日)
  6. なぜLINEは“ちょっとした気遣い”で重宝された「ミュートメッセージ」を有料化したのか? (2026年09月08日)
  7. 車内を大画面エンタメ空間にする「VANBAR ディスプレイオーディオ」がセールで20%オフの2万8777円に (2026年09月08日)
  8. 3COINSで1320円の「コイル充電ケーブルAtoC」を試す 伸縮式よりも“ラフ”に扱えて便利 ただしキーボードにはアンマッチ? (2026年09月08日)
  9. 朝ラッシュ時の山手線、4キャリアの5G速度や「5G+」表示比率は? ICT総研が調査(2026年9月) (2026年09月08日)
  10. 「Pixel 6a」で製品起因が疑われる発火事故が発生 消費者庁が「消費生活用製品の重大製品事故」として公表 (2026年09月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー