申請には「マイナポータル」アプリのインストールが必要。「マイナンバーカードの健康保険証利用申込」をタップして、申し込みのページを開く。
「登録内容確認」のページに記載されている「マイナポータル利用規約」を確認したら、「同意して次へ進む」をタップする。あわせてマイナポータルの利用者登録が行えるので、まだ登録していない人は、「マイナポータルの利用者登録を行う」のチェックをそのままにしておこう。
「マイナンバーカード読取」に進んだら、「申し込む」をタップ。その後、マイナンバーカードを市区町村の窓口で受け取ったときに設定した数字4桁の「利用者証明用電子証明書用暗証番号」を入力する。この番号を3回間違えるとロックされ、解除には市区町村の窓口での手続きが必要になるので要注意だ。暗証番号を入力したら「次へ」をタップする。
続いて、スマホでマイナンバーカードを読み取る。その際にカバーなどは外しておこう。端末によって読み取り位置が異なるため、「機種ごとのカード読取位置はこちら」のページで、事前に確認しておくことをおすすめする。筆者の端末は「Galaxy Note20 Ultra 5G」のため、カードを横向きに、個人番号が表示された裏面に押し当てて読み取った。うまくいかない場合は、カードを少しずつ動かしながら様子をみると良いだろう。
マイナンバーカードがちゃんと読み取れると、「ログイン認証に成功しました」と表示され、登録完了画面になる。念のため登録が正常に完了したかどうかを確認しておこう。「マイナポータルの利用者登録」のチェックをしたまま申請した場合は、こちらもあわせて登録が完了している。
マイナンバーカードがあると、コンビニで住民票や印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得でき、確定申告を始め、行政手続きのオンライン申請などにも利用できる。今後は健康保険証としても利用しやすくなっていく。最近ではマイナンバーカードを読み取ることで、「新型コロナワクチン接種証明書」アプリにワクチン接種情報が表示できたので、改めてマイナンバーカードを持っていて良かったと感じた。
マイナンバーカードの普及率は約4割。ほぼ全ての国民に行き渡らせることを目指して、最大2万円相当のポイント付与の「第2弾」が行われている。まだマイナンバーカードを取得していない人は、この「マイナポイント第2弾」をきっかけに申し込んでみてはいかがだろうか。
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