金子恭之総務大臣は1月21日、閣議後の記者会見において「マイナポイント事業」の第2弾の事業期間について言及した。この記事では、その内容を簡潔にまとめる。
【訂正:23時45分】初出時、「2022年」とすべき所を一部「2021年」としていました。おわびして訂正いたします
マイナポイントの第2弾では、「マイナンバー(個人番号)カード」の新規取得者(※1)に対する5000円相当のポイント付与に加えて、健康保険証として新たに利用申し込みをした人に対する7500円相当のポイント付与(※2)と、公金受取口座を登録した人に対する7500円相当のポイント付与(※3)が行われる。
今回の会見では、健康保険証と公金受取口座に関するポイント付与の申請と還元を2022年6月頃から開始することが明らかとなった。なお、マイナンバーカードの新規取得者に対するポイント申請と還元は1月1日から開始済みだ。
(※1)マイナンバーカード保有者のうち、第1弾(2021年12月31日まで)に申し込んでない人を含む
(※2)既に健康保険証としての利用申し込みをした人を含む
(※3)公金受取口座の登録は4月から受け付ける予定
マイナポイントの第1弾では、開始前後にマイナンバーカードの申し込みが殺到し、カードの発行が遅れるという問題が発生した。1月21日時点では、申請からおおむね1カ月程度で住民登録のある市区町村から「交付通知書」(ハガキまたは封書)が届くそうだが、今回も6月当たりから手続きの遅延が生じる可能性がある。
そのことを見越してか、第2弾では2022年9月30日までに申請されたマイナンバーカードが応募対象となる。同年10月1日以降に申請されたカードは事業の対象外となるので注意しよう。
なお、ポイント自体の申し込み期限(申請の締め切り)は2023年2月28日に設定されている。
マイナンバーカードの取得方法や、マイナポイントの申請方法は過去の記事で紹介している。ぜひ、参考にしてほしい。
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