中国のスマートフォンメーカーOnePlusの共同創業者、カール・ペイ氏が英国で立ち上げた新興企業Nothingは3月23日(現地時間)、新スマートフォン「phone(1)」を今夏発売すると発表した。
Nothingは2020年にペイ氏が立ち上げた非公開企業。米Googleなどが出資しており、2021年にはアンディ・ルービン氏のIT企業Essential Productsの知財を買収したと報じられている。同年7月に最初の製品として無線イヤフォン「Ear(1)」を日本を含む世界で発売した。
新端末は米QualcommのSnapdragonを搭載(具体的な製品名は不明)し、OSはAndroidベースのオリジナル「Nothing OS」。OSのプレビュー版を、4月に公開する計画だ。このOSは一部のスマートフォンでテストできるようになる見込み。
Nothing OSは「素のAndroidの最高の機能を持ち、必要最低限な(essential)機能だけに精製した」ものになっているという。
具体的なスペックなどはまだ不明だ。
OnePlus共同創業者の新企業Nothing、無線イヤフォンを発表 日本でも発売へ
アンディ・ルービン氏の「Essential」知財、謎の新企業Nothingが購入
楽天モバイルとIIJmioが「Essential Phone」を販売 4万5000円前後から
“Androidの父”ルービン氏のハイエンド端末「Essential Phone」、予約開始Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.