米Googleは6月6日(現地時間)、オリジナルスマートフォン「Pixel」シリーズに提供していく予定の新機能「feature drops」を発表した。feature dropsは、3カ月ごとに同社が発表するPixelシリーズに追加する新機能紹介だ。まだロールアウト中のものや日本ではまだ提供しないものもあるが、日本で利用できるものから紹介していく。
「Pocket Operator」は、シンセサイザー「OP-1」やミキサーで知られる米Teenage EngineeringとGoogleのコラボで開発した、Android 11以降搭載のPixel 5以降で利用できる音楽アプリ。Google Playストアで「早期アクセス版」として公開された。
撮影した動画の映像と音を編集して音楽付きショート動画を作成できる。Googleの機械学習システム「TensorFlow」が動画を分析してコンテンツを自動的に分類する。それを使ってミキシングし、短いミュージックビデオを作成できる。16の視聴覚エフェクトが用意されており、複数のトラックを使って作曲することもでき、完成したコンテンツはエクスポートし、例えばTikTokで公開できる。
「At A Glance」は、ホーム画面の左上に表示される日付や天気予報情報表示コーナーだ。ここに、「Google Nest Doorbell」のカメラに来訪者が映ると表示する機能と、Pixelの「ライト」をつけっぱなしにして忘れているとリマインドする機能が追加される(筆者の環境ではまだ表示されない)。ライトのリマインドはそれをタップすることでライトを消せる。
米、オーストラリア、インドでは、まもなく「Air quality(大気品質)」警告も表示されるようになる。
6月2日に発表した「音声増幅」の改善についてこちらでも紹介している(筆者の環境ではまだ使えない)。
6月は平等で多様な社会の実現を目指す「プライド月間」だ。これを祝し、壁紙の「厳選カルチャー」コレクションに3点のプライド関連壁紙を追加した。
米、カナダ、オーストラリアでは、デジタルワクチンカードにホーム画面から直接開くショートカットを追加できるようになった。
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