Xiaomiの「Redmi Note 11」と「Redmi Note 11 Pro 5G」。
Proの有無でどう違うのか、というと、まあ当然ディスプレイが違ったりリフレッシュレートが違ったり、SoCのランクが違ったりするのだけど、ここではカメラの話。
一見、Note 11はクアッドカメラでNote 11 Pro 5Gはトリプルカメラなので、クアッドカメラの方がいいじゃん、と思われがちだけど、Note 11の4つ目のカメラは深度用カメラ、つまり単体での撮影はしないもの。実質的にはトリプルカメラだ。
そして違うのはメインカメラ。Note 11は約5000万画素なのに対し、Note 11 Pro 5Gは約1億800万画素なのである。
Redmi Note 11のメインカメラは5000万画素であるが、原則として「4画素を1つ」として扱う設計になっている。だからデフォルトでは画像サイズは1250万画素相当となる。
Redmi Note 11 Pro 5Gのメインカメラは1億800万画素だが、これを9で割るとちょうど1200万。デフォルトでは9画素を1つとして扱う設計になっているのだ。
しかも、Note 11 Pro 5Gのカメラの方がセンサーサイズがちょっと大きいわけで、Note 11とNote 11 Pro 5Gのカメラの差はメインカメラにあり、なのだ。
取りあえずいつものガスタンクで。
さらにメニューから「108M」を選ぶと1億800万画素モードで撮れる。HDRが使えないとかAIシーン認識が使えないという制限はあるけれども、何しろ1億画素である。
昼間の屋外風景を撮るときなんか重宝すると思う。
で、12000×9000ピクセルというとんでもないサイズなので、分かりやすく中央部分を100%表示にして並べてみた。
これはすごい。
なお、超広角カメラはNote 11と同じで800万画素と画素数は控えめだ。
3つ目のカメラは200万画素のマクロカメラ。1600×1200ピクセルと微妙なところはあるけど、このクラスでは既にポピュラーな存在だ。
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