2万円台でこれだけ撮れれば十分 「Redmi Note 11」のカメラはAI任せでOK荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/2 ページ)

» 2022年04月11日 10時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
Redmi Note 11 カメラ部のデザインがスッキリした「Redmi Note 11」

 Xiaomiの最新モデル「Redmi Note 11」。Xiaomi 11Tの半分以下という2万円台とは思えない質感と性能なのだけど、じゃあ一見派手なカメラ性能はどうなんだい、ってとこなのである。

 そりゃもちろん10万円オーバーのトップクラスの端末に比べるとスペック的に弱いけど、見た目は負けていない。見た目で勝ち負けってなんだよ、と思うけど、何しろカメラユニットの見た目がこれなのだ。

5眼じゃないけどそれっぽいカメラの並びがよし

 その見た目はこれ。

Redmi Note 11 大きな広角カメラをどかんと配置してその下に、超広角(800万画素)、マクロ(200万画素)、距離測定用、LEDときれいに並べたデザインだ

 右下のはLEDなのであるが、あとの4つはカメラだ。カメラ部のデザインは前モデルのRedmi Note 10よりすっきりしてていい。

 ただ、クアッドカメラかといわれるとちょっと違う。基本的には広角カメラと超広角カメラのデュアル。残りはマクロ専用カメラと、ポートレートモード時に仕事する距離測定用カメラだからだ。

 一番大きいのがメインカメラとなる広角カメラ。画角は公表されていないけど、たぶん35mm換算で26mm相当くらい。そこまで広角ってわけじゃない。レンズはF1.8とこのクラスでは一般的なF値だ。

 では撮る。

Redmi Note 11 Redmi Note 11で撮影中。晴天下でも画面はけっこう見やすくてよし

 さくっといつものガスタンクから。AIカメラと称するくらいなのでAI機能はもちろんオンで。建物と認識されたのでちょっとコントラストが上がってキリッとした映りになった。

Redmi Note 11 左端に見える黄色いアイコンがAI。被写体を見つけるとアイコンが変わる。HDRはオートにしておくと必要に応じて黄色くなる(オンになる)。ズーム倍率を示す0.6x、1x、2xのボタンがある
Redmi Note 11 いつものガスタンク。色鮮やかでコントラストもいい。センサーは5000万画素だけど、通常は1200万画素サイズの写真になる

 カメラアプリには2xのボタンも用意されているので2倍で。でも望遠カメラは持っていないので、デジタルズームになる、んだけれども、元が5000万画素あるので、ちょっとディテールはもやるけど、実用性は十分だ。

Redmi Note 11 2xで撮影。1x時ほどのキレはないけど十分実用的な写、りだ

 超広角側は0.6倍で、画素数は800万画素。だからサイズ的にちょっと小さい。

Redmi Note 11 超広角の0.6xで。超広角カメラ時は800万画素となる

 広角カメラに力を入れて超広角カメラはそこそこといういい感じのメリハリだ。

 でも大事なのはカメラユニットの性能じゃなくて、撮った人が最終的にどれだけ満足できるかだから、その点、AIを駆使して画作りできる時代になったのは廉価なスマホにとって朗報かと思う。

春らしい花、食事、夜景を撮る

 では春らしく華やかな写真から行こう。AIで花と認識された青空と桜(ちなみにソメイヨシノではありません。ソメイヨシノよりちょっと色が濃い)。

Redmi Note 11 AIが花と認識して、花が明るく撮れて色も鮮やか

 さらにそれをポートレートモードで背景ぼかし。

Redmi Note 11 ポートレートモードもうまく背景をぼかしている。色味が少し落ちるのはAIによるシーン自動認識が働いてないからかと思う

 ポートレートモード的には難しいシチュエーションだけど、そこそこ背景がぼけていて悪くない。

 ただ、この2枚を見比べると、花びらの色が違う。通常の写真モードで撮った方が明るく華やかで、写真モードではAIを使って被写体を認識して、それに合った画作りをしてくれているってことだ。

 せっかくなので華やかに、菜の花と桜と青空のコンビで。2xのデジタルズームで撮っているので拡大して見るとディテールが粗いけど、色や階調はいい感じに華やかだ。

Redmi Note 11 菜の花と桜(タカトオコヒガンザクラ)と青空を2xのデジタルズームで。桜のピンクがきれいに出ている。

 「花」といえばマクロ機能も忘れてはいけないが、マクロカメラは200万画素と画素数が少ないのでクオリティー的にはそこまで高くない。写真モードからメニューを呼び出し、そこでマクロを指定する。季節なので、ソメイヨシノの花をマクロで撮ってみた。

Redmi Note 11 写真モードのメニューを開くと、グリッド表示やマクロ、チルトシフトなどをその場で変更できる。マクロ撮影はここから
Redmi Note 11 マクロモードでソメイヨシノのアップを。200万画素でそこまで画質は良くないが、被写体によっては有効だ

 話は戻って、AIの話。AIの効きってけっこう大事で、料理でもかなり差が出る。フィルター機能でさらにその傾向を強調する「グルメ」ってフィルターがあるので、それも合わせて、AIあり、なし、あり+グルメフィルターの3枚を並べてみた。

Redmi Note 11 「グルメ」フィルターをかけてみたところ
Redmi Note 11 同じ被写体を、AIあり(左上)、AIなし(右上)、グルメフィルター(下)で撮り比べ。これだけ差がでるのだ

 グルメフィルターかけると、さらに色が濃くてちょっと赤みが増して、こってり感が出る。何を撮るにしても、被写体がはっきりしていたら、「AI」とあるアイコンが変わったのを確認して撮るのがいい。

Redmi Note 11 料理を撮るときはアイコンが料理に変わったのを確認すること(アングルや皿の形やその他もろもろの条件で料理認識が遅れることあるから)。すると鮮やかでおいしそうに撮れる

 うちの黒猫もちゃんと猫と認識してくれていい感じになった。

Redmi Note 11 黒猫の黒さをちゃんと保ったままなのがいい

 面白いところでは五重の塔は「塔」と認識してくれたこと。けっこういろんな被写体が用意されている。普通の建物と認識したときとどう違うのかはちょっとよく分からなかったけど。

Redmi Note 11 塔っぽく見える構図で狙うと「塔」と認識してくれた

 特にAIが被写体を認識しないときの写りは鮮やかすぎずナチュラルな感じ。

Redmi Note 11 特に被写体判別はされなかったなんてことないカット。でも色は派手ではないけどきれいに出ている

 さらに夜。暗所では夜だとAIが認識されるけど、自動的に夜景モードに切り替わるわけじゃないので、夜景撮影専用機能で撮りたいときは別途「夜景」機能に切り替える必要がある。

 その前に、カスタマイズで「カメラモード」の切替えを「タブ」から「パネル」に切り替えておくのがおすすめ。

 デフォルトの「タブ」だとカメラモードをいったん横スクロールで「その他」を表示させてからタップしてその他のモードを表示させなきゃいけないけど、「パネル」にするとフリックするだけで「その他パネル」を開ける。手間が全然違う。

Redmi Note 11Redmi Note 11 設定のカスタマイズから「カメラモード」をチェック(画像=左)。「その他」モードを「タブ」から「パネル」に切り替えると使い勝手がぐっと良くなる(画像=右)

 で、パネルを表示したら「夜景」を選ぶ。

Redmi Note 11 夜景モードを使うときはパネルを開いて「夜景」をセレクト

 通常の写真モードで撮ったものと夜景モードで撮ったものを比べると、夜景モードの方が(撮影に時間はかかるけど)暗部までちゃんと撮れている。

Redmi Note 11 通常の写真モードで撮影したかなり暗い団地夜景
Redmi Note 11 夜景モードで撮影した団地夜景。暗部まで捉えて全体に明るく撮れている

 夜景の映りに関しては上位モデルにちょっと劣るかな。

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