英Nothing Technologyのカール・ペイCEOは10月18日(現地時間)、昨年8月に発売した無線イヤフォン「Ear(1)」を26日に値上げするとツイートで発表した。米国では現在99ドルのところ、50ドル高い149ドルにする。値上げの理由は「コストアップのため」としている。
日本での販売価格は現在1万6500円。値上げ後の価格は本稿執筆現在、まだ公開されていない。
ペイ氏はツイートで、「Ear(1)は特別な思い入れのある創業期の製品だ。約60万台販売し、Nothingの実力を世界に証明した製品であり、Phone(1)の飛躍を可能にした」とツイート。
Ear(1)は発売後、15回にわたるファームウェアおよびチューニングのアップデートを行っており、「発売当時とはまったく別の製品になっている」とペイ氏は説明した。
同社は9月、新無線イヤフォン「Ear (stick)」の発売を予告した。ペイ氏は「Ear(1)にEar(stick)が加わり、製品ポートフォリオがより豊かになるのが楽しみだ」ともツイートした。
ペイ氏は、「Ear(1)を値上げ前に購入したい人はnothing.techをご覧あれ」としている。本稿執筆現在、ブラックモデルは在庫切れだが、ホワイトモデルは購入可能だ。
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