次は開いて撮る。
めっちゃ大画面である。でかすぎて落ち着かない。
しかも隅々までディスプレイで重いので、落としちゃいけないとぎゅっと握ると画面に触れちゃって、他の作業に支障をきたしかねないというなかなかなデカさである。
ズームが左側に、シャッターボタンが右側に来るのも両手の親指を使ってねって感じでいい。シャッターボタンが2つ見えているけど、1つはフローティングシャッターでオンにしておけば、画面の好きな場所に置ける。
でかくて落ち着かない人は左上のボタンをタップすると、ディスプレイの片側に直前に撮った写真が並び、反対側が撮影画面になる。こっちの方が落ち着くかな。
これだと直前の数枚をけっこう大きな画面でチェックできるので、目をつぶっていたから変顔になったから、あるいは撮ってみたら構図が気に入らなかったから撮り直そうってのがすぐできる。
で、面白いのがカバーディスプレイにもプレビュー画像を表示できること。まず撮影者側の画面はこう。でかい。
そしてカバーディスプレイ側をオンにすると、撮られる側にも自分がどう映っているのかが分かるのである。
これは良い。まあ、撮影の瞬間は画面じゃなくてカメラを見てね、と言っておかないと目線をもらい損ねるから注意だけど、このときにポートレートモードで撮ったのがこちらだ。
続いて、普通の写真モードで3x望遠カメラでも撮影してみた。
Galaxy Zシリーズのみが持つ魅力が「折り曲げたまま使える」こと。こればかりはまねできないものね。
で、カメラでもそうなのだ。開いてカメラを起動し、折り曲げると、上半分がプレビュー、下半分が操作系と直前の写真になる。
個人的に「これはありがたい」と思うのが、プレビューをした画面を下側に持っていけること。するとこうなるのだ。ローアングル撮影が簡単にできる。
で、超広角で撮ったのがこちら。HDRが仕事してくれたので肉眼だとよく分からない裏側のヒビも写りつつ、向こうに見える高層ビルもしっかり撮れている。たまらんですな。
もう1つ同じパターンでポートレートモードで馬水槽のライオン口を撮ってみた。
被写体以外をモノクロにしてボカすというモード。ローアングルならではの迫力だ。
夜景にもよい。これで撮れば絶対ぶれないから。
超広角カメラで超暗いところで撮るとナイトモードで6秒くらいかかることがあるので、置いて撮るといい。
Z Fold4の新しいヒンジは、止めたい角度でピタッと止まるのもありがたい点だ。
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