毎日使うiPhoneのバッテリー、経年劣化で最大容量は減る。だが、交換方法を知らない人もいるだろう。そこで「Apple Care+」に加入した場合と、そうでない場合とでバッテリー交換にかかる費用がどれくらい違うのか、バッテリー交換の方法を含めて紹介する。
iPhoneユーザーの場合、「AppleCare+ for iPhone」への加入で、保証期間が通常の1年から2年に延長され、過失や事故で故障した際にApple StoreやApple正規サービスプロバイダーに持ち込めば、何度でも割安の料金で修理してもらえる。
ただこのAppleCare+ for iPhone、いつでも加入できるわけではなく、新しいiPhoneと同時に加入する、もしくはiPhoneの購入日から30日以内に次の手順で加入する必要がある。
AppleCare+ for iPhoneに加入している場合、ディスプレイの修理代は3700円(税込み、以下同)、その他の修理代は1万2900円で済み、バッテリーは有償または無償で交換してもらえる。さらに、盗難や紛失の際に1万2900円で補償してもらえる「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」もある。今回はバッテリーを中心に説明するので、その他の内容は割愛する。
なお、AppleCare+に加入していても、iPhoneのバッテリーを無償で交換できるのは、iPhoneのバッテリー蓄電容量が本来の80%未満に低下している場合のみ。80%以上だと加入していても有料になるので、この点に要注意だ。
AppleCare+ for iPhoneに未加入の場合、2022年秋発売のiPhone 14シリーズ(iPhone 14/iPhone 14 Plus/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max)のバッテリーの交換費用はいずれも1万4900円となる。
1世代前のiPhone 13シリーズ(iPhone 13/iPhone 13 mini/iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max)や、2世代前のiPhone 12シリーズ(iPhone 12/iPhone 12 mini/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max)だと9800円となり、さらに前のiPhone 8/iPhone 8 Plus、iPhone 7/iPhone 7 Plusだと7500円となる。
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