ソフトバンクの場合、「おうち割 光セット」に対応する光回線を契約すると、1回線ごとに月額で最大1100円割り引かれる。最大の特徴は、家族や離れて暮らす家族はもちろん、光回線サービスを契約している住所と同住所の人も割引を受けられる。住民票を移して同居している恋人やシェアハウスの友人も対象というわけだ。
対応する光回線サービスはNTT東西の回線だと「SoftBank 光(オプション契約が必要)」だ。他に「NURO光(NURO 光 でんわの契約が必要)」、一部のCATVもセット割引に対応する。
スマホの料金見直しで一番スムーズに移行できるのは、サブブランドのY!mobileだ。光回線とのセット割引の対象がSoftBank 光なので、ソフトバンク光を契約中ならスムーズに移行しやすい。家族と離れて暮らす家族、同じ住所の人も割引を受けられる。ただし、ソフトバンクと違ってSoftBank 光は2年自動更新プランの契約が必要になり、NURO光やCATV事業者とはセット割引できない点は注意が必要だ。
料金プランの面でも、通信量30〜3GBのプランまで選択でき、通信量の翌月繰り越しにも対応。通話料のかけ放題系オプションもそろっており、60歳以上なら「スーパーだれとでも定額 (S)」が月額770円と安くなる。また、全国のY!mobileショップで対面手続きを行える。
この他、通信量を共有できるシェアSIMの発行、販売端末にかんたんスマホやケータイを取りそろえているなど、Y!mobileならではの魅力は多い。他社に乗り換える選択肢もあるが、料金とサービスのバランスを考えると多くの場合Y!mobileへの乗り換えが第1候補になるだろう。
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