Android 14を搭載したスマートフォンで、「iDアプリ」が正常に起動しない不具合が起きているとして、NTTドコモが10月5日から回避方法を案内している。
iDアプリはNTTドコモが2005年12月から提供している決済プラットフォームiDのスマートフォン向けアプリ。クレジットカードなどの情報を管理でき、非接触IC決済を利用できるのが主な特徴となる。
ドコモによると、Android 14を搭載したスマートフォンにiDアプリをインストールして起動すると、画面に「iDアプリは応答しません」と表示され、起動が中断するという。
本事象が発生する端末は次の通りだ。
iDアプリをインストール済のAndroid 13以前の端末をAndroid 14にアップデートした場合、本事象は発生しないという。
回避方法は次の通り。端末の「設定アプリ」から「アプリ」→「特別なアプリアクセス」→「アラームとリマインダー」の順に操作し、「iDアプリ」を選択した後、「アラームとリマインダーの設定を許可する」をオンにする。
ドコモは“iDアプリの修正”を予告しており、「確定次第、別途案内する」としている。
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