NUROモバイルが大/小容量にテコ入れ 15GBが月額1625円からの「VLLプラン」、1GB付きの「5分/10分かけ放題プラン」も(2/3 ページ)

» 2023年11月01日 19時30分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

大容量プランのニーズに応えたバリュープラスのVLLプラン

 NUROモバイルが大容量と小容量にテコ入れした理由はどこにあるのか。MVNO事業室 室長 田中直樹氏が解説した。

NUROモバイル 事業 MVNO ソニー MVNO事業室 室長 田中直樹氏

 NUROモバイルが2021年に新料金を刷新以降、30カ月連続の純増を達成している。2021年4月開始のバリュープラスや、11月開始のNEOプランを打ち出したことで、2023年9月末時点での累計加入者数は2021年3月末と比較して約3倍に増えたという。田中氏はこの2つのプランが「加入者数増加の原動力となっている」とし、「NUROモバイルが引き続き好調である」とアピールする。

NUROモバイル 事業 MVNO ソニー 30カ月連続の純増を達成した

 バリュープラスの各プランの申し込み比率について、田中氏は「2021年4月にバリュープラスを開始した当初は容量が少ないVSプランの申し込み比率が約70%を近くだったが、徐々にVLプランへの加入が増加し、2023年には20%超にまで拡大した」ことに触れた上で、「30〜50代がバリュープラス契約者全体の約8割を占めており、40代の人が最も多い状況になっている」ことを説明する。この要因を「コンテンツのリッチ化が進み、生活様式が変化していることで、ユーザーニーズが少しずつ変わってきたのではないか」と分析する。

NUROモバイル 事業 MVNO ソニー VLプランの申し込み比率が増加している
NUROモバイル 事業 MVNO ソニー 30〜50代がバリュープラス契約者全体の約8割を占めている

 田中氏はNUROモバイルが2023年8月にユーザーに対して実施したアンケートの結果を用いて、どのようなユーザーがNUROモバイルのバリュープラスへ乗り換えているのかにも触れた。MNOとMVNOのユーザーがほぼ均等にNUROモバイルへ移行しており、「納得できる料金だから」「自分に合う容量がある」「シンプルな料金プランだから」などとの理由からバリュープラスが選ばれているという。

NUROモバイル 事業 MVNO ソニー MNOとMVNOのユーザーがほぼ均等にNUROモバイルへ移行している
NUROモバイル 事業 MVNO ソニー バリュープラスを選んだ決め手

 NUROモバイルにはバリュープラスよりもさらに多い容量を使えるプランもある。20GB(月額2699円)のNEOプランと40GB(月額3980円)のNEOプランWだ。20GBと40GBの二者択一となる2つはMNO並みの品質をうたう。AIによる通信量予測などを駆使し、必要な(NEOプラン専用)帯域を割り当てる仕組みを導入していることで、LINE、X(Twitter)、Instagramなどのデータがカウントされない。

NUROモバイル 事業 MVNO ソニー NEOプランとNEOプランWの概要

 NEOプランWの申し込み比率も「徐々に増加している」(田中氏)とのことで、20GBと40GBともに20〜50代の幅広い世代が利用しているという。バリュープラスと比較すると、NEOプラン/NEOプランWは20代による利用が多く、田中氏は「スマートフォンをアクティブに利用するZ世代にヒット」しているとの認識を示す。一方で、同プランへの乗り換え元はMNOが圧倒的に多い他、キャッシュバックなどをきっかけに乗り換えているという。

NUROモバイル 事業 MVNO ソニー NEOプランWの申し込み比率
NUROモバイル 事業 MVNO ソニー NEOプラン/NEOプランWは20〜50代の幅広い世代が利用している
NUROモバイル 事業 MVNO ソニー バリュープラスと比較すると、NEOプラン/NEOプランWは20代による利用が多い
NUROモバイル 事業 MVNO ソニー 乗り換え元はMNOが多い
NUROモバイル 事業 MVNO ソニー NEOプラン/NEOプランWが選ばれる最大の理由はキャッシュバック

 15GBのVLLプランはこうした大容量データ消費のニーズを受けて提供するのだという。NUROモバイルがユーザーに対して行ったアンケートでは、2023年5月8日以降にスマートフォンの利用が「増えた」と回答した人が24%、「減った」と回答した人が3%だったという。「スマートフォンの利用時間は5月7日以前と5月8日以降で1日3時間以上の差があり、スマートフォンの利用時間が増えていることから、VLLプランのニーズは今後高まっていく、と見込んでいる」(田中氏)

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