iPadの新製品は3月発表か iPad Airが2モデルになってラインアップの整理も?

» 2024年01月08日 11時51分 公開
[山本竜也ITmedia]

 Appleは2010年のiPad発表以来、毎年1機種は新しいiPadを発表していましたが、2023年は初めて1機種も発表されない年となりました。タイミング的にはiPad AirとiPad Proが発表されてもおかしくはなかったのですが、これら2機種は2024年3月の発表になりそうです。

iPad 2023年は1機種も新製品が発表されなかったiPad

 Appleの情報に詳しいBloombergのMark Gurman氏によると、Appleは増えすぎたiPadのラインアップ整理を考えており、最初にiPad AirとiPad Proに取り組むと述べています

 現在、iPadは無印の第9世代、第10世代が併売されている他、iPad Air(第5世代)、iPad mini(第6世代)、12.9型iPad Pro(第6世代)、11型iPad Pro(第4世代)が現行製品として発売中です。

iPad 現行のiPadラインアップ

 よくいえばラインアップが豊富、悪くいえばどれを選べばいいのか分かりづらい状況ですが、Gurman氏によると、AppleはまずiPad ProとiPad Airの混乱を減らしたいと考えているとのこと。このため、新しいラインアップには、12.9型のiPad Airが追加されるとしています。

 混沌(こんとん)としたラインアップに、さらにバリエーションを増やすのかと思ってしまいますが、これはあくまでもラインアップを整理することが目的です。現在、MacBookには16型と14型のMacBook Pro、15型と13型のMacBook Airがあります。MacBook Proは大型のディスプレイと高速なプロセッサを搭載した上位モデル、MacBook Airは一回り小さいディスプレイと1世代古いプロセッサを搭載した普及モデルとして明確に区別されています。これと同じことをiPadでも行うわけです。

 2024年3月に発表が予想されているのは、13型と11型のiPad Proと、12.9型と10.9型のiPad Air。iPad ProはOLEDディスプレイと最新のM3チップを搭載したハイエンドモデル。iPad Airは液晶ディスプレイとM2チップを搭載した下位モデルという扱いです。

 3月時点では無印のiPad(第11世代)とiPad mini(第7世代)についても2024年後半にリフレッシュが予定されているとのこと。iPad(第11世代)がリリースされると、第9世代が廃止になると考えられますが、これによりApple Pencilのラインアップも整理されることになります。

 Apple Pencilには第1世代と第2世代、そしてUSB Type-Cの3種類がありますが、現行製品で第1世代のApple Pencilをサポートしているのは第9世代と第10世代のiPadのみ。第9世代が廃止となると、Apple Pencil(第1世代)に対応するのはiPad(第10世代)だけとなるので、Apple Pencil(第1世代)も同時に廃止になるでしょう。なお、iPad(第10世代)はApple Pencil(USB-C)もサポートしているのでApple Pencilが使えなくなるわけではありません。

 なお、このApple Pencilに関しても、第3世代が発表されるというウワサがあります。著名リーカーのMajin Bu氏によると、第3世代のApple Pencilはペン先が用途によって付け替えられるマグネット式になるとのこと。イラストや手書き用には細目のペン先、色塗り用にはやや太めのペン先など使い分けられるようです。

 ペン先がマグネット式だと、使っている最中に外れてしまわないかという心配もありますが、構造的に簡単に外れないようにするなどの工夫がされているのかもしれません。

iPad 第3世代のApple Pencilが発表されるという予想もある

 ラインアップを整理するという点では、無印MacBookが消えたように、無印iPadも廃止する可能性があります。ただこれに関してGurman氏は、教育市場向けにはより安価なモデルが必要なため、無印iPadは継続すると予想しています。

 いずれにせよ、ここで取り上げた情報は正式発表されたものではなく、あくまでもウワサや予想に過ぎません。実際にどういった製品が発表されるのか、そもそも発表されるのかも含めて楽しみにしておきたいところです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月10日 更新
  1. 「iPhoneの調子が悪いです」の文言、なぜアイホンのFAQに? 実はAppleと深く関係 (2026年02月08日)
  2. 総務省有識者会議が「手のひら返し」な我が国への示唆――日本を国際標準から遅れさせたのは自らの愚策のせい (2026年02月08日)
  3. ソフトバンク、短期解約を繰り返す「ホッピングユーザー」を抑制 その理由は? (2026年02月09日)
  4. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  5. KDDI、楽天モバイルとの「ローミング重複エリア」を順次終了 松田社長が言及 (2026年02月06日)
  6. 楽天モバイル、1000万回線突破も残る「通信品質」の課題 5G SAの早期導入とKDDIローミング再延長が焦点に (2026年02月07日)
  7. Googleが台湾のPixel開発拠点を公開 「10 Pro Fold」ヒンジ開発の裏側、“7年サポート”を支える耐久テスト (2026年02月09日)
  8. 東京アプリ、PayPayがポイント交換先に追加される可能性は? 広報に確認した (2026年02月05日)
  9. 東京アプリ、PayPayとWAON POINTをポイント交換先に追加 交換時期は「決まり次第案内」 (2026年02月09日)
  10. 「小型iPhone SEを復活させて」──手放せない理由SNSで話題 どこが“ちょうどいい”と評価されるのか (2025年11月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年