米Appleが3月8日(現地時間)、5G対応の「iPad Air(第5世代)」を発表。29の国と地域で、3月11日から予約を受け付け、18日に発売する。iPadOS 15をプリインストールして出荷される。
価格(税込み)はWi-Fiモデルの64GBが7万4800円、256GBが9万2800円、Wi-Fi + Cellularモデルの64GBが9万2800円、256GBが11万800円。カラーはスペースグレー、スターライト、ピンク、パープル、ブルーの5色で展開する。
これまでiPad Pro(2021)やMacBook Air(2020)などに搭載してきた「Apple M1チップ」を、iPad Airで初めて搭載したことが大きな特徴。A14 Bionic(第4世代iPad Airに搭載)からCPUのパフォーマンスが60%、グラフィックパフォーマンスは2倍高速になったという。
ディスプレイは10.9型(2360×1640ピクセル)のLiquid Retina。周囲の環境に合わせて画質を最適化するTrue Toneや、ディスプレイとガラスを一体化させたフルラミネーションに対応し、反射防止コーティングも施している。
第2世代の「Apple Pencil」にも対応しており、メモを取ったりイラストを描いたりできる。マグネットで取り付けるだけで充電できる。マグネットで装着できる「Magic Keyboard」も使える。
アウトカメラとインカメラはどちらも1200万画素。インカメラは機械学習を活用したセンターフレームに対応し、被写体が動くとフレームから外れないよう自動で調整してくれる。FaceTimeやZoomなどで参加者が増えると、全員が画面に収まるよう画角を調整する。この機能は第9世代iPadなども搭載しているが、iPad Airでも使えるようになった格好だ。
スピーカーはステレオ対応だが、3.5mmイヤフォンジャックは備えていない。外部接続端子はUSB Type-Cを採用している。指紋センサー(Touch ID)対応の電源キーも搭載する。
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