BONX WORKについて宮坂氏は「現場でのさまざまなコミュニケーションニーズに対応できるアプリ」と言い表し、「直感的で速いインタフェースである声で、複数人が同時に接続できる――そんな世界観を目指して開発した」と話す。
また、互いの距離を気にすることなく、良い音質で何人でも双方向に通話できる他、「エンタープライズでもミッションクリティカルなシーンにおいても利用できる」(宮坂氏)アプリだという。
UIは直感的に操作できるようシンプルになっている。全ての画面は見せてもらえなかったが、トップ画面から話したい相手のいるトークルームを選び、アプリ下部に表示される「押しながら話す」というアイコンをタップすることでコミュニケーションを開始できる。
テキストでのメッセージにも対応しており、会話だけでなくテキストベースでのやりとりも行える。コミュニケーションの内容は「文字起こし」という項目から確認でき、会話の内容の全選択、会話の一部分だけを選択して、コピーすることもできる。
会話はBONX intro knotのマイク付近に設けられた物理ボタンを1度押すことでも開始できる。言い換えればスマートフォンレスで通常のトランシーバーのようにコミュニケーションを取れる。
なお、BONX intro knotの端子は3.5mmのイヤフォンジャックであるため、USB Type-CやApple独自規格のLightningなど、イヤフォンジャックとは別の端子を備えるスマートフォンの場合、新サービスを導入する企業側で変換アダプターを用意する必要があるという。
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