ベルキンは1月17日、次世代ワイヤレス充電規格「Qi2」認証を取得した世界初の充電器3製品を発表し、同日からAmazon.co.jpや全国の家電量販店で予約受け付けを始めた。26日に順次発送を開始する。
製品名は「Belkin Qi2 2-in-1 ワイヤレス充電パッド」(9900円)、「Belkin Qi2 3-in-1 ワイヤレス充電パッド」(1万4400円)、「Belkin Qi2 折りたたみ式 充電スタンド」(7700円、全て税込み)だ。カラーバリエーションはいずれもブラックとホワイトを用意している。
新製品の情報を確認しつつ、現在のiPhoneユーザーやAndroidユーザーは今後どの規格のワイヤレス充電器を購入検討すればいいのか考えてみた。
Belkin Qi2 2-in-1 ワイヤレス充電パッドとBelkin Qi2 3-in-1 ワイヤレス充電パッドは、どちらもQi2モジュールと従来のQiモジュール、USB Type-C端子を搭載しており、従来のQiに対応した製品を含め3台同時に充電を行える。
Belkin 3-in-1 ワイヤレス充電パッドには、USB Type-C端子に接続して使うApple Watch急速充電ドングルが付属している。
それぞれの最大充電速度は、Qi2モジュールが15W、Qiモジュールが5W、USB Type-C端子が5W、Apple Watch急速充電ドングルが5Wだ。Qi2/Qiモジュールには異物検知機能も搭載されている。給電状況はLEDランプで確認できる
サイズはどちらも約16.4(幅)×8.2(奥行き)×2.1(高さ)cmで、重さはBelkin Qi2 2-in-1 ワイヤレス充電パッドが約312g、Belkin Qi2 3-in-1 ワイヤレス充電パッドがApple Watch急速充電ドングルを含めて約331gとなっている。
Belkin Qi2 折りたたみ式 充電スタンドは、携帯時のフットプリントがクレジットカード程度かつ円形のため、鶏卵を少しだけ横につぶした程度のコンパクトさでありながら、伸ばすと14cmほどの高さを持つスタンド兼充電台へと早変わりするのが特徴だ。
Qi2に対応した端末やMagSafeに対応しているiPhoneシリーズでは最大15Wのワイヤレス急速充電が行える。それ以外のワイヤレス充電対応端末では5Wでの充電となる。
iOS 17以降で搭載しているiPhoneのスタンバイ機能にも対応している。もちろん、折りたたんだ状態でも充電できるので、Qi充電規格にのみ対応している端末では、“充電パッド”としても使える。
サイズは約8.6(幅)×5.9(奥行き)×2.3(高さ)cm、重さは約193gだ。
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