スマートグラス「XREAL」ユーザーが「Rokid」に浮気した理由 実機比較で分かったこと(2/3 ページ)

» 2024年04月14日 10時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
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Rokid MaxとRokid Stationを選んだ決め手

 「Google Chromecast」や「Apple TV」を想像すると、Rokid MaxとRokid Stationがそれぞれどのような役割を持つのかが分かる。ChromecastとApple TVはディスプレイに接続することで、動画や音楽などのコンテンツをディスプレイに表示できる。OSにAndroid TVを採用したRokid Stationも同じで、Rokid Station本体にはディスプレイがないため、そこから映像をRokid Maxにケーブルで出力して使う。

 Rokid Maxはメガネ感覚でかけて使えるので、寝ながら「YouTube」「Prime Video」「Abema」「NHKプラス」「TVer」を視聴できる。このような使い方はXREALとスマートフォンの組み合わせでもできるし、映像出力元のデバイスとOSは違えど、Rokid MaxとRokid Stationの組み合わせとほとんど変わらない体感を得られるはずだ。

 では、なぜXREALユーザーの筆者がRokid MaxとRokid Stationの購入に至ったのか、というと、それは充電しながらの使用だ。XREAL Airシリーズは映像出力元のスマートフォンのUSB Type-Cポートとケーブル1本で接続できるが、スマートフォンのUSB Type-Cポートは1つしかないため、そこを映像出力でふさいでしまうと、バッテリー残量が少なくなった場合に充電しながら使用することはできない。

RokidMax XREAL スマートグラス AR 一見するとリモコンにしか見えないRokid Stationだが、このリモコンのようなデバイスに「Android TV」というOSが搭載されている
RokidMax XREAL スマートグラス AR 正面から向かって右の側面には電源キーがある
RokidMax XREAL スマートグラス AR 正面から向かって左の側面には音量調整キーがある

 一方で、Rokid Stationは映像出力用のポートと、USB Type-Cポートの2ポートあるため、片方を映像出力に利用しながらも、もう片方を充電用途にできる。はじめはバッテリーに付加がかかるため、できないのだろうと諦めていたが、試してみたところ、このような使い方ができた。ただ、充電しながら長時間使用し続けると、Rokid MaxとRokid Stationも高温になりやすいため、充電しながらの使用はなるべく控えるようにしたい。

RokidMax XREAL スマートグラス AR Rokid Stationのポートは2つある。1つは映像出力用のマイクロHDMI、もう1つは充電用のUSB Type-C。充電しながら使うことも可能だ
RokidMax XREAL スマートグラス AR 内蔵バッテリーの容量は5000mAh。待機状態で7日間、連続使用で5時間持つという

 と、原稿を書き進めていたとある日、XREALがスマートフォンを充電しながらXREAL Airシリーズを接続できる「XREAL Hub」を突然発表。既に公式ショップや家電量販店などが販売しており、価格は5980円(税込み)だ。

 XREAL Hubは、XREAL Airシリーズと接続すれば、スマートフォンやゲーム機などのデバイスに給電しながら使用できるアクセサリー。USB PD(USB Power Delivery)急速充電プロトコルをサポートし、最大で120Hz、AR空間でも72/90Hzのリフレッシュレートに対応する。

RokidMax XREAL スマートグラス AR スマートフォンを充電しながら、スマートグラスXREALシリーズに映像などを出力できる「XREAL Hub」(手前の銀色のアダプター)

 正直、筆者としては充電しながら使えれば、Rokid MaxとRokid Stationでなければ困るということはないため、Rokid MaxとRokid Stationを先走って購入し、若干後悔している。

 ただ、スマートグラス本体ではないのと、アクセサリーとしての扱いなので、いつ発表されるのかを正確に読み切るのは難しい。自分が困り感を抱いていたときと、XREAL Hubが発表されたときのタイミングが合わなかったので仕方がない、と今は感じている。

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