NTTドコモは11月22日にスマートグラス「Rokid Max(ロキッド マックス)」と、携帯可能なAndroid TV搭載デバイス「Rokid Station(ロキッド ステーション)」の取り扱いを発表した。ドコモオンラインショップなどが同日10時から予約を受け付け、12月下旬以降に発売する。価格はRokid Maxが5万9800円(税込み、以下同)、Rokid Stationが2万9800円、両デバイスのセット「Rokid AR Joy Pack」が8万4800円となる。
75gの軽量かつ薄型のレンズを搭載したスマートグラス。スマートフォンやPCなどと接続し、スマートフォンやPCの画像や映像をグラス内のディスプレイに出力できる。グラス内をのぞくと、6m先に215型の画像や映像を投影し、大きなスクリーンで見ているかのような体験を得られるという。
ディスプレイの解像度は1980×1080ピクセルで、リフレッシュレートは最大120Hzとなる。輝度は0〜600ニトの範囲で調整可能。ブルーライトカットやフリッカーフリーの認証も取得しており、目への負担を軽減できるという。近視を補正するダイヤルも搭載し、視力補正用レンズがなくても使用できる。
Rokid Stationは持ち運べるAndroid TV搭載デバイスだが、本体にディスプレイを搭載しないため、Rokid Maxと組み合わせて使う。Rokid Maxのコントローラーとしても機能し、ホーム、1つ前の画面に戻る、アプリケーション一覧など、基本機能が割り当てられたボタンを備える。5000mAhのバッテリーにより、スタンバイ状態(待機状態)で7日間、連続使用で5時間持続するという。
ドコモはスマートグラスの日常的な活用を実現するため、両デバイスを取り扱う。Android TVは月額990円の「Lemino」も扱えるため、ドコモとしてはこうしたスマーグラスと、映像などのコンテンツ配信サービスを組み合わせて訴求したい狙い。販路と予約受付開始日は以下の通りだ。
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