楽天系の支払い・ポイントサービスのスマホアプリが統合へ 「スマホ決済」が再び熱くなる?Mobile Weekly Top10

» 2024年04月27日 15時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2024年4月18日から2024年4月24日までの7日間について集計し、まとめました。

楽天ペイアプリ 楽天ペイアプリがある意味での「スーパーアプリ」になりました

 今回のアクセス数の1位は、楽天ペイアプリに「楽天ポイントカード」「楽天Edy」両アプリを統合する方針を伝えた記事でした。楽天ポイントカードアプリは12月をめどに、楽天Edyアプリはさらに後に統合される予定とのことです。

 楽天ペイアプリでは、既に以下の機能を利用できます。

  • 楽天ペイ(スマホ決済)
  • 楽天キャッシュ
  • 楽天カードのタッチ決済(Android版のみ:Visa/Mastercardブランドカード限定)
  • Suicaの残高確認/チャージ
  • 楽天ウォレット
  • 楽天銀行口座払い
  • 楽天ポイントのバーコード提示

 現時点でも結構多機能なのですが、アプリの統合を進めることで一層多機能化が進むことになります。確かに、サービスによってアプリがばらけているのは考えようによっては不便なので、この方針は“アリ”だと思います。

 ただ、難しいポイントとして、多機能化すると、個別の機能を探すのが大変になりがちな点があります。現状の楽天ペイアプリは、その点において工夫は凝らされているのでそこまで問題にならないとは思いますが、どんな感じになるのか……。

Vポイント SMBCグループの「Vポイント」とCCCグループの「Tポイント」が統合されて新生「Vポイント」になりました

 アクセス数の3位と4位には、SMBCグループ(三井住友カード)の「Vポイント」と、CCCグループ(カルチュアコンビニエンスクラブ/CCCMKホールディングス)の「Tポイント」が統合された新生「Vポイント」に関する記事が入りました。

 新生Vポイントは、名称はSMBCグループを、ロゴデザインはCCCグループを取り入れた“折衷”的な感じとなりました。ポイントカードはアプリタイプは「モバイルVカード」に解消されましたが、物理タイプは「T(ポイント)カード」のままのようです。

 私は三井住友カードのクレジットカードとTポイントカードの両方を持っているのですが、このポイント統合のせいか、Google ウォレットでモバイルTカード(→モバイルVカード)が表示できなくなったのが非常に残念です……。今からでも表示を復活してほしいなと思ったりします。

 ひとまず、ポイントの合算手続きをしないと……。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年