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青と黄色の「Vポイント」始動 旧Tポイントとの違いは? 公式Xアカウントが解説

» 2024年04月22日 11時30分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 レンタルCD/ビデオ店「TSUTAYA」とともにその名をはせた「Tポイント」に代わり、「青と黄色のVポイント」が2024年4月22日に始動した。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営するTポイントと、三井住友カードのVポイントが結合した形となる。Tポイントとの違いについて、Vポイント公式Xアカウントが解説している。

Vポイント Tポイント 何が違う 何が変わった 「青と黄色のVポイント」がスタートした

これまでと変わらない点

 まずTポイントに終止符が打たれたわけではない点に注視したい。これまでにためたTポイント、Vポイントはなくならない。その代わりに青と黄色のVポイントへ自動移行される。ポイントカードもそのまま利用でき、ためたポイントを1ポイント=1円として使える。

Vポイント Tポイント 何が違う 何が変わった ユーザーがコツコツとためてきた「ポイントの失効」については案内されておらず、これまで通りポイントをためられるという

使える店が増えて、スマホのタッチ決済も利用可能に

 では、既存のポイントから何が変わったのだろうか? 変更点は大きく4つある。

 1つ目はさらにポイントがたまるようになったこと。TカードまたはモバイルTカードの提示に加え、三井住友カードでの決済により、ポイントを二重取りできる。

 2つ目はポイントを使える店舗が増えたこと。TポイントとVポイントの結合により、Tポイント提携先15万店舗、Visa加盟店国内750万店舗、世界1億店舗でためることが可能になった。

 3つ目はポイントの合算だ。TポイントとVポイントの連携手続きを行うと、これまでためてきたポイントを合算できる。具体的には、Vポイントがたまるカード、アプリのV会員番号、SMBCグループ各社サービスのIDの連携で、ポイントの合算が可能だ。

 4つ目はスマートフォンのタッチ決済への対応だ。スマートフォンで「Apple Pay/ Google Pay」での設定を完了すると、スマートフォンを店舗決済端末にかざすだけのタッチ決済(Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済)を利用可能になる。

Vポイント Tポイント 何が違う 何が変わった クレジットカード、ポイントカード(アプリ含む)、スマホのタッチ決済でポイントをためたり使ったりできる

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