筆者が所有している他のデジアナ文具の専用ボールペンもそうなのですが、Neo smartpenシリーズでも採用しているインクは油性タイプでした。裏写りしにくいメリットがある反面、筆記が重い、筆記中にインク溜まりができるといったプチストレスがあります。
ユーザーからの声があったのかどうか定かではありませんが、サラサラと書けるゲルインキタイプのNeo smartpenが登場しました。それがA1です。
インクがゲルタイプに変わったことの他、電源をオンにする方法が変更されました。これまでのものはキャップを外せば電源が入っていましたが、A1ではグリップを少し強めに握ることで電源が入る仕様に。また、充電端子がUSB Micro-BからUSB Type-Cへと変わったのも地味にうれしいポイントです。
では、性能はどうでしょうか。notebookに書いたものをアプリで取り込んでみたものがこちらです。
Neo Studio 2022アプリには、手書き文字をテキスト変換する機能を搭載しています。これには2種類あり、1つはプレーンテキストに変換するもの、もう1つは紙面の状態を保ったまま描いた位置にテキスト化したものを挿入していくというものです。
いずれもテキスト変換したいページを開いてからメニュー(縦に点が3つ並んだボタン)をタップし、「テキスト変換」または「スマートテキスト変換」をタップして行ないます。
なお、テキスト変換とスマートテキスト変換では、精度に差が生まれてしまいます。今回書いた文字はハート記号も含め158文字でしたが、テキスト変換では95.6%、スマートテキスト変換では91.8%の精度となりました。
約17時間利用可能なスマートペン「Neo smartpen M1+」発売 1万5500円(税込み)
紙のメモをスマホに同期できる「Neo smartpen」、シリーズ最細・最軽量の「M1」登場
ワコム、手書きデジタルノートパッド「Bamboo Folio」「同 Slate」を発表
モレスキン、紙+ペンの手書きデータをクラウドに保存・編集・検索できる「Smart Writing Set」
仕事も勉強も効率アップ! スマホ連携文具活用術Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.