KDDI、AI搭載自律飛行ドローン「Skydio X10」と独自サービスの注文受付を開始

» 2024年05月13日 16時44分 公開

 KDDIとSkydioは資本業務提携を締結し、KDDIがアジア太平洋地域(APAC)の11カ国でのSkydio製品の独占販売権を取得。これに伴い、KDDIスマートドローンが5月13日にAI搭載自律飛行ドローン「Skydio X10」の注文受付を開始した。

KDDI AI搭載自律飛行ドローン「Skydio X10

 Skydio X10はユーザーの利用用途に合わせて「VT300-Z」または「VT300-L」のジンバルカメラ2種類から選べる。どちらもソニー製で解像度64MP、視野角50度の狭角カメラと、解像度640×512ピクセル、視野角40度のFLIR製サーマルカメラを標準搭載している。

 VT300-Zには構造物のズーム撮影用途に適した解像度48MP、視野角13度の望遠カメラを備える。VT300-Lには解像度50MP、視野角93度のワイドカメラと最大2800ルーメンのフラッシュライトを搭載し、構造物の近接撮影用途に適しているという。

KDDI 2種類のジンバルカメラと活用イメージ

 サーマルカメラを標準装備し、GPS環境下であれば暗所や夜間でも巡視点検が可能。オプション製品「NightSense」を使用すれば暗所や夜間での障害物回避を含めた自律飛行が可能になり、スポットライトを使用すれば鮮明な撮影が可能になるため、トンネルなどの暗所空間の撮影、夜間警備などでも活用できるとしている。

 セルラーモデルが上空モバイル通信に対応予定で、ダム、プラント、鉄道、道路など2.4GHz(Wi-Fi通信)の信号が届かない広域エリアでも点検や巡視が可能。上空モバイル通信を活用した遠隔制御や長距離飛行で、非GPS環境下での点検から広域インフラ設備の巡視など幅広い分野での活用が期待できるという。

 これに合わせ、Skydio X10に対応した3つの独自サービスを提供。上空モバイル通信と送信機用モバイル通信をセットで利用できるパッケージを新設し、通信を利用しない月は月額0円になる不定期利用者向け「従量プラン」を開始。月額料金は0〜4万9800円(税込み、以下同)で、契約時と1年更新ごとに基本料金15万円が発生する。日常的な利用者向け定額プランでは「月額タイプ」に加えて、年間48万円の「年額タイプ」も提供する。

KDDI 「上空電波パッケージ」新プラン

 Skydioの公式技能認定を受けた「MASTER INSTRUCTOR」が監修した講習プログラム「Skydio X10基礎コース」も実施。Skydio X10の基本機能、飛行方法、メンテナンス方法などを講習し、各種点検や巡視業務への利活用をサポートする。座学と技能訓練を合わせた受講日数は1日で、受講条件は国家二等資格保有、ドローン民間資格保有、業務などでのドローン飛行実績を有するユーザー。

 機体本体の故障や破損時に代替機体と年1回まで交換が可能な「あんしん機体補償 for Skydio X10」も提供。機体購入と同時加入が必要で、機体紛失時は本サービスの対象外となる。補償期間は1年間。

KDDI 「Skydio認定講習」と「あんしん機体補償 for Skydio X10」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月09日 更新
  1. 見た目はガラケー、中身はスマホの「MIVE ケースマ」徹底レビュー どこまで実用的で、誰に向くのか (2026年03月08日)
  2. ドコモがAndroid端末の標準メッセージアプリを「Google メッセージ」に変更 +メッセージアプリも引き続き利用可 (2026年03月06日)
  3. 約8000円で有線CarPlay車両にHDMI入力を追加できる「APP HDMI IN 2」を試す (2026年03月06日)
  4. iPhone 17eって意外とお得じゃない? (2026年03月07日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. GeminiやChatGPTがあるのになぜ? ドコモがAIエージェント「SyncMe」を手掛ける理由 強みはdアカウントにあり (2026年03月08日)
  7. ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの端末セールまとめ【3月7日最新版】 最新スマホをお得に入手しよう (2026年03月07日)
  8. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【3月6日最新版】 最大1万ポイント還元のチャンスあり (2026年03月06日)
  9. なぜ? まるで“ガラケー”の「ケースマ」を日本に投入するワケ 異色の韓国メーカーALTに聞く戦い方 (2026年03月06日)
  10. パナソニックが“弱いロボット“「NICOBO」を開発したワケ 累計販売1万体突破、今後は会話にLLM活用へ (2026年03月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年