MMDLaboが運営するMMD研究所は、7月4日に「子どものスマートフォン利用に関する調査」の結果を発表した。対象は高校生までの子どもを持つ親6000人で、調査期間は6月14日から18日。
調査対象のうちスマートフォンを持っていない子どもが1人でもいる親に、スマートフォンを持たせることを検討している時期について聞いたところ(最大5人まで)「中学1年生」が26.4%、「中学卒業後」が13.0%、「小学6年生」が11.1%となった。具体的に検討している通信サービスは「NTTドコモ」が27.2%、「Y!mobile」が14.0%、「楽天モバイル」が13.8%となった。
該当の通信サービスを選んだ理由(複数回答)は「親が利用している通信サービスと同じにすることでオトクになるから」が35.1%、「通信料金が安いから」が21.5%、「ポイントが貯まるから」が16.8%。具体的に検討している通信サービスの上位6サービス別で見るとNTTドコモ、Y!mobile、au、ソフトバンク、UQmobileは「親が利用している通信サービスと同じにすることでオトクになるから」、楽天モバイルは「通信料金が安いから」が最多となった。
子どもにスマートフォンを持たせる際の懸念点(複数回答)は「ネット依存症/スマホ依存症」が50.9%、「いじめなどコミュニケーショントラブル」が44.5%、「睡眠不足や生活リズムの乱れ」が36.7%。子どもにスマートフォンを持たせることを検討している理由(複数回答)は「緊急時に連絡を取り合うため」が55.6%、「子どもの居場所を把握するため」が32.8%、「子どもの友達同士のコミュニケーションのため」が28.2%となった。
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