ChatGPTの有料プランである「ChatGPT Plus」を契約していると、生成AIのパワーを借りて、さまざまな作業を簡単に実行できる。今回はURLからQRコードを作成するような、本来ChatGPTの純粋な機能として用意されていない作業を実行できるか検証したい。先に答えを言ってしまえば“可能”である。本稿では、ChatGPT Plusを使って、QRコードを生成する具体的なプロンプティングの流れを紹介していく。
前提として、以下の手順は、有料のChatGPT Plusを契約したアカウントで、チャット画面で「GPT-4」を選択した状態で進めていく必要がある。
まず、ChatGPTを使ってQRコードを出力するには、おそらく何通りかのアプローチが存在する。それをユーザー自身が考えるのは、よほど優秀なプログラマーでもない限り効率的ではないだろう。そこで、ChatGPT自身にどうすれば良いか尋ねてみる。
すると、Pythonの「qrcode」ライブラリを使ったアプローチが提案された。しかも、生成された回答の末尾には「もし具体的なデータをQRコードに変換してほしい場合は、そのデータを教えてください。それに基づいて実際のQRコードを生成し、こちらで示す方法で画像として出力できます」と書かれている。とても優秀だ。
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