では、お言葉に甘えてURLを提示してQRコードを作成してもらう。試しに、本連載「ChatGPT使いこなし術」の連載記事一覧ページのURL「https://www.itmedia.co.jp/mobile/series/37964/」を指定し、QRコードを作ってもらった。
数十秒後、「QRコードのダウンロード」というハイパーリンク付きのテキストが出力された。ここをクリックすることで、画像をダウンロードできる。なお、ファイル形式は「.png」になっていた。
念の為、QRコードをスマホで読み込んで、URLにアクセスしてみたが、問題なくアクセスできた。もちろん、QRコード生成用のWebアプリなどを使う方法もあるが、普段からChatGPT Plusを使う環境が整っている人ならば、こうした使い方まで手を伸ばしても良いかもしれない。
もちろん、QRコードを生成するという作業自体は、さほど必要性が高くないかもしれない。一方、このユースケースに限らず、できるかどうか分からないことはChatGPT自身に聞いてみるというテクニックは、広い場面で役に立つはずだ。とにかくこのアプローチを覚えておこう。
ちなみに、「ChatGPT 3.5」を選択した場合には、反応はどう変わるのだろうか。こちらも試してみた。まず、「ChatGPTでQRコードを出力する方法を教えて」と指示したところ、Pythonのライブラリは紹介してくれた。
無理やりだが、URLを指定したうえで、「QRコードを指定して」と指示を続けてみる。すると、Pythonのコードは生成された。
ただし、GPT-3を選択している状態だと画像生成機能が使えないため、この先のコードの実行まではできなかった。実行する環境がそろっている人だけでなければ、十分に活用できないだろう。他のアプローチについて聞いてみても、「オンラインのQRコードジェネレーター」を使うように促されたので、無料版を含め、GPT-3.5使用時にはやはりQRコードを作成するのは無理そうだ。
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