格安SIMの通信速度を測定【2024年8月】:IIJmioとmineoは昼の速度が大幅に向上(2/2 ページ)

» 2024年08月27日 11時00分 公開
[シムラボITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

サブブランド/オンライン専用プランは速い

 筆者はIIJmioとmineoの他にもahamo/povo2.0/LINEMOやY!mobile、UQ mobileの速度も毎月測定しています。これらのキャリアはMVNOとは異なり、キャリア本家と同じ回線設備をそのまま使っています。どこも1日中速いので、速度面の心配は不要です。

 筆者の環境で特に速いのがY!mobileとLINEMOです。月による速度の変動が少なく、常時数十Mbps出ていて安定感抜群です。筆者が借りているオフィスでもつながりにくい場所があり、楽天モバイルはほぼ圏外、ドコモ回線とau回線も速度が顕著に低下しますが、ソフトバンク回線だけは常時快適に使えます。各種調査でもソフトバンク回線の評価が高く、SNSなどの口コミでも評判がよいです。

Y!mobile Y!mobileは常時数十Mbpsの速度が出ており、月による変動も少なく安定している
LINEMO LINEMOも同様で、8月の測定では最も速かった。筆者の測定ではソフトバンク回線を使うキャリアの安定感が高い

 といっても、スマホの通信速度はエリアや環境によって大きく異なります。特に2023年には「パケ詰まり」と呼ばれる通信速度の低下が話題になりました。パケ詰まりとは、駅周辺、繁華街やオフィス街などの人口集中エリアで通信がプラチナバンドなどの特定の周波数帯に偏ることで、通信できなかったり速度が低下したりする現象です。最も話題になったのはドコモですが、au、ソフトバンク、楽天モバイルでも起こる可能性があります。

 人口が多いエリアで、ドコモ/au/ソフトバンクやそのサブブランド、オンライン専用プランを使っているのに速度の低下が大きい場合は、パケ詰まりの可能性もあります。その場合、4G端末を使っている場合は5G対応機種に機種変更すれば解決するかもしれません。パケ詰まりは4G通信で起きることが多く、帯域幅の広い5Gで通信すれば快適な場合もあります。現行の5Gスマートフォンでも安価な機種はあるので、4G機種を使っている人はまずは機種変更してみましょう。

 5Gスマホを使っているのにつながりにくい/遅い場合は他社への乗り換えを検討しましょう。その際、同じ回線を使うキャリアに乗り換えても解消しないので注意が必要です。eximoや5Gギガホプレミアを契約中の人がahamoに乗り換えたり、auの使い放題MAXからUQ mobileに乗り換えても効果がありません。例えば勤務先のオフィスビル内でつながりにくい場合は、同僚などに通信状況を聞き、快適に使えそうなキャリアを聞いてから乗り換えるのがよいでしょう。

 以上、格安SIMの通信速度の測定結果でした。8月はIIJmioやmineoの昼の速度が大幅に向上しましたが、9月以降もこの速度がキープできるか注目です。繰り返しになりますが、スマホの通信速度はエリアや環境によって大きく変動するので、あくまで参考情報として読んでください。

著者プロフィール

シムラボ

LINEMO

 「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月25日 更新
  1. 「0.2秒で冷却」をうたうペルチェ素子搭載の腰掛けファン Amazonで53%オフ (2026年07月24日)
  2. モトローラから新しいミドルレンジスマホ「moto g37」シリーズ登場 ソフトバンク、楽天モバイル、ドコモも取り扱い (2026年07月24日)
  3. 従来の健康保険証は7月31日で利用不可に 8月1日以降は「マイナ保険証」の利用を (2026年07月24日)
  4. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  5. ドコモが「iPhone 17」シリーズや「iPhone Air」を値上げ 一部機種は残価も引き上げ、実質負担額の影響は? (2026年07月24日)
  6. Galaxyの新折りたたみが4キャリアそろい踏み 各社が語る「価格」「ネットワーク」「サポート」の差別化戦略 (2026年07月23日)
  7. 「HUAWEI WATCH FIT 5」実機レビュー 長持ちバッテリーと新機能“ミニストレッチ”の実力は? (2026年07月24日)
  8. パスポート型の折りたたみ「Galaxy Z Fold8」を速攻チェック 使い方を変える形状だが“なくなった機能”も (2026年07月22日)
  9. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  10. なぜ「LINE VOOM」は嫌われたのか 保護者を悩ませた“子供たちの抜け道” (2026年07月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー