格安SIM主要9サービスの通信速度を測定【2023年6月】:昼や夕方だけでなく朝も遅いサービスも(1/2 ページ)

» 2023年06月16日 11時00分 公開
[シムラボITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 格安SIMは速度が遅いというイメージをお持ちの人も多いでしょう。格安SIMには大手と同等の速度が出るキャリアもあれば、昼だけでなく朝や夕方に遅くなるキャリアもあり、注意が必要です。そこで6月もオンライン専用プランやサブブランドを含む格安SIMの9サービスについて、実際の通信速度を測定しました。

速度測定の条件

 今回も以下の条件で格安SIMの速度を測定しました。

  • 測定期間:6月1日〜7日
  • 測定場所:東京23区内(筆者の自宅)
  • 測定端末:Xperia XZ1など
  • 測定アプリ:ドコモスピードテスト
  • 測定したキャリア:ahamo、LINEMO、povo2.0、Y!mobile、UQ mobile、OCN モバイル ONE(新コース)、IIJmio、mineo、BIGLOBEモバイル

 ドコモ回線の格安SIMにはXperia XZ1 SO-01K、au回線にはXperia XZ1 SOV36、ソフトバンク回線にはXperia XZ1 701SOを用いています(一部対象外あり)。測定したのは4Gのデータ通信速度です。

 なお、通信速度は測定タイミングや測定したエリア、環境などによって大きく変動します。あくまで参考としてお読みください。

ahamoの通信速度

 まずはahamo(アハモ)の通信速度です。6月も1日中快適な速度が出ています。平均速度はなぜか昼12時30分が最も速く、100Mbpsを超えた日もありました。

格安SIMサービス通信速度 1日中速くて安定している。筆者の測定ではパケ詰まりの影響は見られない

 ドコモ回線は繁華街やターミナル駅周辺でデータ通信ができない、速度が遅くなるといった、いわゆる「パケ詰まり」が話題です。測定場所が住宅地のためか、筆者の測定でパケ詰まりの影響は見られませんが、渋谷駅や新宿駅周辺では影響が大きいようです。ドコモは2023年夏までに解消する方針を示していますが、我慢できない人は他社に乗り換える、povo2.0を併用するなどの対策を検討しましょう。

LINEMOの通信速度

 LINEMO(ラインモ)も1日中速いです。回線が混雑する昼12時30分でも常時60Mbps出ています。1日を通して速度の変動が少ないので安心して使えます。

格安SIMサービス通信速度 LINEMOも1日中速い。速度の変動が少なく安定している。(測定端末はZenFone 3)

 LINEMOは通話オプションが13カ月間550円割引になるキャンペーンを実施しており、5分以内の国内通話がかけ放題の「通話準定額」は1年間無料で使えます。しかし、このキャンペーンは7月4日から割引期間が7カ月に短縮されるので、LINEMOの契約は7月3日までがお得です。

povo2.0の通信速度

 povo2.0も1日中速いです。ahamoやLINEMOに比べるとやや速度の変動が激しいですが、それでも十分な速度をキープしています。

格安SIMサービス通信速度 povo2.0も速い。やや速度の上下が激しいが、それでも常に十分な速度が出ている

 povo2.0は使いたいときだけデータ容量を追加購入(トッピング)する料金プランです。通信障害時のバックアップ回線として利用する人が多いですが、実はデータ使用量が月20GBや月25GBの人もお得に使えます。1日だけデータをたくさん使う場合はデータ使い放題(24時間)のトッピングもうまく活用しましょう。

Y!mobileの通信速度

 Y!mobile(ワイモバイル)も1日中速いです。100Mbps超えを連発した5月より落ち着きましたが、それでも非常に快適な速度です。

格安SIMサービス通信速度 Y!mobileも1日中速い。昼12時30分でも100Mbpsを超えた日が多かった

 Y!mobileは全国の店舗でサポートが受けられるため、格安SIMが初めての人にもオススメです。特にソフトバンクを契約中で月のデータ使用量が25GB以下ならY!mobileに乗り換えましょう。料金はソフトバンクより安く、余ったデータ容量が翌月繰り越せるなどのメリットもあります。

UQ mobileの通信速度

 UQ mobile(UQモバイル)の通信速度も快適です。昼12時30分や18時でも速度が低下しておらず、回線混雑による通信速度への影響はないようです。

格安SIMサービス通信速度 UQ mobileの速度も速い。昼12時30分でも60〜80Mbpsほど出ており、1日中快適に使える

 UQ mobileは6月から新料金プラン(コミコミプラン、トクトクプラン、ミニミニプラン)を開始しました。料金プランが複雑になった、一部プランで節約モードが使えなくなったといったネガティブな意見はあるものの、auに比べると料金は常に安いという点は変わりません。現在auを契約中で月のデータ使用量が20GB以下の人はUQ mobileへの乗り換えがオススメです。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 庵野秀明、GACKT、ひろゆき、ドワンゴ川上らが集結 “カメラのいらないテレビ電話”をうたう新サービス「POPOPO」18日に発表へ (2026年03月11日)
  3. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  4. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  5. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  6. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  7. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  8. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  9. 「Galaxy S26」シリーズはどこが安い? 一括価格と2年間の実質負担額を比較、お得なキャリアはココだ (2026年03月11日)
  10. どこでもウユニ塩湖? 3COINSで550円の「スマホ用反射ミラークリップ」を試す (2026年03月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年