ソフトバンクが9月19日、「iPhone 15 Plus」「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」の購入プログラムを、「新トクするサポート(プレミアム)」から「新トクするサポート(スタンダード)」に変更した。
新トクするサポート(プレミアム)は、1年での機種変更を前提としたハイエンドスマートフォン向けのプログラム。48回払いで購入し、13カ月目以降に端末を返却して早トクオプション料を支払うと、残債が免除される。また、あんしん保証パックサービスへの加入も必須となる。
新トクするサポート(スタンダード)は2年の機種変更を前提としており、25カ月目以降に端末を返却すると残債が免除される。
iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxの9月20日時点の価格は以下の通り(いずれも税込み)。実質負担額は、新トクするサポート(スタンダード)を適用して25カ月目に端末を返却した場合。
いずれの機種も、1〜24回の価格が25〜48回よりも安い1000円台〜3000円台。2年間で実質4万円台〜7万円台となり、お得に運用できる。注目はiPhone 15 Proだ。128GBと256Gの実質負担額(24回までの支払い総額)が、iPhone 15 Plusの256GBと512GBと同額の5万3712円なので、iPhone 15 Plusを選ぶ必然性が薄くなる。より高性能なカメラを搭載し、Apple Intelligenceにも対応するiPhone 15 Proが狙い目だ。
なお、iPhone 15は2024年4月25日から新トクするサポート(スタンダード)に対応しており、こちらは変更ない。参考までにiPhone 15の価格は以下の通り。iPhone 15(128GB)の実質負担額がiPhone 15 Pro(128GB、256GB)と同額の5万3712円で、iPhone 15(256GB)の実質負担額が5万8032円でiPhone 15 Pro(256GB)よりも高いという逆転現象が起きている。
なお、新トクするサポートの「プレミアム」「スタンダード」「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合がある。各施策の対象機種やプログラムの詳細は、ソフトバンクの公式サイトを参照してほしい。
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