UQモバイルとpovoが新料金プランとトッピングを発表――「1年間トッピング」はユーザーのためなのか石川温のスマホ業界新聞

» 2024年10月27日 13時00分 公開
[石川温]
「石川温のスマホ業界新聞」

 KDDIは「つながる体感No.1説明会」において、UQモバイルの新料金プランとpovoの新トッピングを発表した。

この記事について

この記事は、毎週土曜日に配信されているメールマガジン「石川温のスマホ業界新聞」から、一部を転載したものです。今回の記事は2024年10月19日に配信されたものです。メールマガジン購読(税込み月額550円)の申し込みはこちらから。


 UQモバイルは「コミコミプラン」を料金据え置きで30GB+3GBに容量をアップ。povoに関しても、新1年間トッピングで360GB(365日間)で2万6400円、1か月あたり30GBが2200円となり、1年間のトッピングデビュー割でau PAY残高が10%還元で、2640円相当還元ということで、実質、1か月あたり30GBが1980円になる計算だ。

 まさに10月よりデータ容量をアップしたNTTドコモ「ahamo」対抗策だ。

 どちらも、当日のメディアにはネットワーク品質より取り上げられるなど、本来、KDDIが伝えたかった「つながる体感No.1」が吹っ飛んでしまった感もある。ただ、ahamo、楽天モバイルがあっての新料金プランだっただけに、世間的な関心も高そうだ。

 ただ、povoに関しては、次々とトッピングが出てきて、正直、どのタイミングで購入すべきかわかりにくくなっている。

 家族の回線はpovoで、しかも「365日180GB」を7月末に購入したばかりなので、新しいトッピングが出てきたところで、どうしようもない(しかも、1年間トッピングデビュー割は、はじめて1年間トッピングを購入した人が対象)。

 1年間もしくは容量的にロックされているだけに、新しいトッピングが続々と出てきたところで「蚊帳の外」というわけだ。

 さすがに1年というのは長すぎるので、もうちょっと「短期間であれこれ選べる楽しみ」を提供して欲しいような気がする。1か月単位では単なる料金プランと変わらないだけに「次の3か月はこのトッピングにするとお得かも」とか「今、トッピングすれば確実に得できる」みたいな、常にpovoのことを意識したくなるような設計になっていると楽しいのだが。

 一方で、そういったものが頻繁にあると「どれが得なのかわかりづらい」ということにもなるのだが、ユーザーの使い方に合わせて、最適なトッピングを指南してくれるような仕組みがあると、良いのかもしれない。

 いずれにしても、1年間トッピングは、1年間、povoに対しての接点というかユーザーの関心を一気に失う。その間もユーザーを飽きさせない工夫が必要と言えそうだ。

© DWANGO Co., Ltd.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 庵野秀明、GACKT、ひろゆき、ドワンゴ川上らが集結 “カメラのいらないテレビ電話”をうたう新サービス「POPOPO」18日に発表へ (2026年03月11日)
  3. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  4. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  5. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  6. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  7. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  8. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  9. Qualcommのウェアラブル新チップが「Elite」を冠する理由 最新モデム「X105」は衛星通信100Mbpsへ (2026年03月11日)
  10. 【無印良品】ウエストポーチもになる「スリングバッグ」が3990円に値下げ中 植物由来の原料を使用 (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年