iOS 18の「計算機」アプリで覚えておきたい、手書き計算/外貨換算機能を呼び出す方法iPhone Tips(2/2 ページ)

» 2024年10月31日 06時00分 公開
[井上晃ITmedia]
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(2)関数電卓は端末を横に倒しても表示されない

 かつてはiPhoneの計算機を表示して、端末を横に倒して画面を回転させると関数電卓機能が表示されるというTipsがあったが、iOS 18の計算機アプリでは、画面を横回転させても関数電卓機能は表示されない。

 その代わりに左下に表示される電卓アイコンをタップして、「科学計算」を選択することで、関数電卓機能が使えるようになっている。平方根や三角関数などを使用する場合には、これを活用しよう。

photo 関数電卓機能を使うには、画面左下の電卓アイコンをタップし(画像=左)、「科学計算」を選択(画像=右)
photo 「科学計算」の画面(画像=左)。例えば、平方根の計算などが行える(画像=右)

(3)外貨換算は計算機だと何度も行いやすい

 海外渡航の際には、ドルと円の換算など、外貨の価値を概算する作業が度々あることだろう。Siriやブラウザでの検索を活用するのももちろん良いが、店頭で毎回となるとおっくうだ。一方「計算機」アプリで、「換算」のスイッチをオンにしておけば、入力した数値を元に、指定の通貨間での値を自動で変換してくれる。

 操作例としては、ここでは電卓アイコンをタップして、「換算」のスイッチをオンにし、ここでは「基本」をタップして、元の計算機の画面に戻しておく。数値が入力できる欄が2段に変わっているので、上部をJPY、下部をUSDなどにしておこう。片方に数値を入力すると、もう片方に変換後の値が自動で表示される。

 なお、換算機能は、計算式にも対応している。例えば、3.6ドルの商品を6個買うと大体何円になるのか、と知りたい場合には、USDの欄に3.6×6と入力すれば良い。

photo 電卓のアイコンから「基本」を選択すると元の画面に戻る。合わせて「換算」のスイッチをオンにしよう(画像=左)。数値記入欄が上下2つに分かれた。変更したい単位をタップ(画像=右)
photo 例えば「日本円(JPY)」を選択(画像=左)。ここでは、3.6 x 6ドルの計算式の結果を日本円に換算できた(画像=右)

 ちなみに、過去の計算結果を知りたい場合には、左上の箇条書きのアイコンをタップすると一覧で表示される。こちらも合わせて覚えておこう。

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