海外のタフネススマホは「サーモグラフィー/暗視カメラ」搭載が珍しくない 手のひらサイズの「R4 GT」はアウトドア用途にもぴったり:山根康宏の海外モバイル探訪記(1/2 ページ)

» 2024年11月03日 10時00分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 タフなボディーに特殊なカメラを搭載したスマートフォンは、中国の中堅メーカーから多数の製品が展開されています。日本のAmazon.co.jpにも山のように出品されていますが、もはやレッドオーシャン化したタフネススマホ市場の中で、生き残りをかけて登場したモデルが中国・深センの拠点を置くPhonemaxの「R4 GT」です。

photo レッドオーシャン市場に挑むPhonemax

 9月にドイツ・ベルリンで開催されたIFA 2024のPhonemaxブースに展示されていたR4 GTは、チップセットにMediaTekのHelio G99を搭載する4Gスマホです。5G非対応は残念ですが、その分、価格はかなり抑えられているようです。

 ディスプレイは4.3型と小さく、本体サイズは約121(幅)×59.2 (奥行き)×18.3m(高さ)mmとコンパクトです。重量は約190gありますが、防水・防塵(じん)性能はIP68、IP69K、MIL-STD-810G対応なので、落としても壊れにくく、安心して使えます。

photo ナイトビジョンとサーモグラフィーカメラを搭載

 最大の特徴はカメラ構成で、6400万画素の広角に加え、夜間に強い2000万画素のナイトビジョンカメラ、さらにサーモグラフィーカメラも搭載しています。

 ナイトビジョンカメラは、例えば真夜中の森林の中で動く動物の姿をモノクロで撮影可能です。一方、サーモグラフィーカメラは温度の違いを色で可視化できます。

photo 手のひらサイズのタフなスマホ

 これら特殊なカメラ機能は多くの海外タフネススマホの多くが採用しており、実は珍しいものではありません。しかし、R4 GTはコンパクトなボディーなので、ストラップをつけてバックパックからぶら下げておき、アウトドアで必要な時に使うサブスマホとして使いやすいの特徴です。

 市販されている多くのタフネススマホはサイズも重量も大きいため、本格的なアウトドア用途には向いているでしょうが、ライトユースにはむしろオーバースペックというわけです。

 普段使いのiPhoneをそのまま登山で使いつつ、現地での特殊カメラとして使う──そんな用途にR4 GTは適しています。

photo アウトドア用のサブスマホに使える大きさ
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