ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。11月11日〜11月17日の期間は、「iPhone 16(128GBモデル)」が首位に返り咲いた。
前週に新発売となり1位を獲得した「AQUOS sense9 SH-53E」は2位に後退した。
3位と4位には「iPhone 16 Pro」の256GBと128GBモデルが入っており、iPhoneユーザーのハイエンド志向の根強さがうかがえる。
一方、5位と6位は前モデルのiPhone 15シリーズだ。特に128GBモデルはMNPで2万2000円の割引対象となったことで、価格を抑えつつiPhoneの最新機能を使いたいユーザー層の需要を取り込んでいるようだ。
10位圏内でiPhone以外の機種を見ると、7位の「Xperia 10 VI SO-52E」と8位の「Galaxy S24 SC-51E」が健闘している。いずれもコンパクトなデザインと比較的手ごろな価格帯の2機種だ。
中位以下の順位変動では、9位に登場した「arrows ケータイベーシック F-41C」が目を引く。11月6日に機種変更とMNPで割引対象となったことで一気にランクインした。
iPhone 16シリーズの牙城は揺るがないものの、割引施策による価格訴求もあり他メーカーの健闘が目立つ結果となった。年末商戦が本格化する12月はさらに各社の攻勢が激しくなりそうだ。iPhone 16シリーズ一辺倒だった販売動向にも変化の兆しが見え始めている。
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