最後は、実現させたい目標を示した上で、それを実現するためのアドバイスをしてもらうといった使い方だ。
例えば、ChatGPTに対して「Z世代に対して商品認知を高めるにはどのような方法がありますか」と尋ねてみる。
この回答では、SNSを活用するだけでなく、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用や、体験型マーケティングの導入などがアドバイスとして出てきた。単に「ショート動画SNSを使えばよい」のような視点だけでなく、俯瞰した視点で基本を抑えられるのがいいところだ。
このように、最初から「生成AIにアドバイスを求めても大した答えは返ってこない」と決めつけるのではなく、「どういうシーンや用途でアドバイスを求めたら便利だろうか」と自身に適した使い方を探求しておくことで、ChatGPTはより有用なツールとして機能するだろう。
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