ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。12月9日〜12月15日の期間は、上位にGalaxy S24とiPhone 16が並ぶ構図が続いている。
ランキングトップの「Galaxy S24 SC-51E」は、高性能ながらiPhoneよりも手頃な価格設定が好評で、幅広いユーザー層に支持されているようだ。
前回4位だった「AQUOS sense9 SH-53E」が3位に浮上し、存在感を増している。AQUOS sense9は6万7100円という価格の割に高性能で、コストパフォーマンスの高さが売りだ。シャープ製の国内モデルを好むユーザーの需要をしっかりと取り込んでいる。
一方、前回3位の「iPhone 15(128GBモデル)」は4位に後退した。iPhone 15はiPhone 16より1万円以上安く、まだ根強い人気を保っている。
中位以下の順位では、「Xperia 10 VI SO-52E」が7位、「AQUOS wish4 SH-52E」が9位とそれぞれ健闘している。価格を抑えつつ必要十分な性能を備えた機種の存在感は、今後も続きそうだ。
10位の「home 5G HR02」は家庭用のモバイルWi-Fiルーターだ。新年からの新生活に向けて、手軽にどこでもネットに接続したいというニーズが増えているのだろう。
フラグシップモデルから中低価格帯まで、幅広い選択肢が求められる構図が鮮明になっている。5Gの普及で通信量も増え、ユーザーはそれぞれの予算と使い方に合わせて端末を吟味している。メーカー各社のラインアップの充実ぶりが、この傾向を加速しているのかもしれない。
次週には久々の新製品として、モトローラ製の「motorola razr 50d M-51E」が発売となる。価格を抑えた折りたたみスマホはドコモで受け入れられるのかが注目される。
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