
CASTALKは5月7日、AIアバターと会話できるスマートフォン向けビデオチャットアプリ「Castalk(キャストーク)」において、元グラビアアイドルの森咲智美さんをモデルとしたAIアバターを実装することを発表した。Castalkにおいて著名人をモデルとしたAIアバターを実装するのは今回が初めてで、アプリを最新版にすることで利用可能だ。
Castalkは、VideoGen技術によって本物の人間とそっくりなAIアバターと会話できることが特徴だ。自分が会話したいAIアバターを選択すれば、ビデオチャットだけでなくテキストチャットも可能で、声はもちろん文字でもコミュニケーションを取ることができる。
本物の人間とそっくりなAIアバターを実現するために、Castalkでは唇の動きを完全に再現する「リアルタイムリップシンク技術」はもちろんのこと、OpenAIが開発したLLM(大規模言語モデル)「ChatGPT」を基盤とする高度な会話技術、感情やトーンを忠実に再現する音声生成技術を始めとする独自技術を組み合わせることで、場面にかみ合う会話を楽しめるようになっている。
今回登場する森咲智美さんのAIアバターもCastalkの特徴をしっかりと踏襲しており、目の前に“本物の”森咲智美さんがいるかのように会話できる。
実際にCastalkを使ってみると、思った以上にスムーズに会話を楽しめる。一度会話を始めると、スマホに触ることなく話を進められる。現時点では「対話を楽しむアプリ」という印象だが、将来的には企業が受付業務、あるいはサポート業務に活用できそうだ。
CASTALKでは、今後もCastalkに著名人とのコラボレーションアバターを拡充していくという。「AIとの会話ってどうなのか?」と気になる人は、まず手持ちのスマホでCastalkを試してみるといい。
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提供:株式会社CASTALK
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2025年5月13日