オフトコボディバッグは、約280(幅)×90(奥行き)×170(高さ)mmで、約575gのポリエステル生地を採用したボディバッグだ。カラーバリエーションはダークグレーに近い「ブラック」と明るめの「グレー」が用意されている。
「ポリエステル生地を採用」と書いたが、決して安っぽくはない。しっかりした厚みがあり、撥水加工の施された生地は張りがあるためか、高見えする。
ボディバッグながら、ショルダーベルトを外せばコロンとしたハンドバッグとして使うこともできる。クッションを内蔵した持ち手部分は厚みもある。裏側はぬめりのある肌触りの良い生地を採用しており、触れている手のひらから心地よさが伝わってくる。
オフトコボディバッグにはポケットや気室が多い。フロント下部には抗菌防水ポケットを備える。折りたたみ傘などぬれたものを一時的に収納するのに便利そうだ。抗菌加工を施しているので、ぬれたものをひんぱんに入れていたとしても、干し忘れた洗濯物のようなニオイを放たずに済みそうだ。
フロント気室は、巨大なフロントポケットという位置付けだ。手前(抗菌防水ポケット側)には半透明の大きなポケットを備え、奥側にはメッシュポケット、ファスナー付きポケットなど、こまごまとしたものを分けて入れておけるポケットが複数ある。
メイン気室のファスナーは、他の気室と異なりガバッと大きく開くように取り付けられている。中身を見渡しやすく、出し入れするモノへの傷つきを減らせそうだ。
オフトコボディバッグは、ポータブルゲーム機の安全な持ち運びに使うという用途にかなう製品だ。メイン気室のスリーブポケットは両側ともベロア起毛素材を採用している。ゲーム機の画面を傷つけないような設計だ。
メイン気室にも複数のポケットがあり、特にフロント気室側の2つのメッシュポケットは深さがあるので、ここがスマートフォンの定位置になりそうだ。
体に当たる部分、つまり最背面には背面ポケットを備える。こちらは磁気防止生地を採用したスキミング防止仕様だ。ファスナーの引き手を完全に倒せば、ここにポケットがあるということも分かりづらいので、パスポートやクレジットカードなど、絶対になくしたくないものを入れておくと良いだろう。
前述の通り、ショルダーベルトは着脱可能だ。そう聞くと、「外した後に本体側のバックルがプラプラするのがカッコ悪いんだよね」と考える人もいるだろう。
しかし、オフトコボディバッグではショルダーベルトを外してハンドバッグとして使っているときも見た目を損なわないような工夫が施されている。バックルの受け側を外から見えないよう完全に隠している。
ナスカンのように留め具を開くといった作業をしづらいからか、ショルダーベルト側の丸型バックルの位置を合わせてグッと押し込むだけで装着できるようになっている。バックルの丸いプッシュボタンを押し込んで引くだけで外すことができる。
では、早速使ってみよう。
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