Whoscallは、5月20日に詐欺対策アプリ「Whoscall」で詐欺リスクを判別する新機能「コンテンツチェック機能」を提供開始した。
本機能はインターネット広告、SNSやメッセージアプリのテキスト、Webサイトなどをスクリーンショットで撮影して画像をアップロードするとAIが詐欺かどうかを判定。電話番号やURLだけでなく表示されている文章の内容と画像をAIが総合的に解析し、数秒で詐欺リスクを判定するという。
利用方法はアプリをダウンロードし、アプリ内の「チェック」をタップしてスクリーンショットをアップロード。詐欺の危険性を「詐欺」「疑わしい」「安全」などリスクレベル別に判定する。リリース時点では利用回数に制限はないが、サービスの品質と全体的な体験を最適化するために使用回数や速度に制限を設ける可能性があるとしている。
著名人になりすました投資/副業に関する広告、荷物受取に関する宅配業者をかたるメッセージ、銀行/証券会社をかたるメッセージなど多様な詐欺に対応。リスクを判定するだけでなく、その判定理由や関連する事例やニュースとともに表示する。また、検出結果をLINEやSNSで周知して詐欺リテラシーの向上に貢献するSNSシェア機能も後日実装する予定だ。
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